傷の管理って何をするんだろう?看護技術としての創傷処置
2025年06月06日
2年生が基礎看護技術演習を行いました
今回の演習テーマは「創傷管理技術」です。
創傷管理は、傷の治りを促進し、感染を予防しながら患者さんの安全と安楽を守るために欠かせない看護技術のひとつです。
演習では洗浄、ガーゼ交換、包帯法などを実践的に学びました。
傷を優しく洗い、ガーゼを当てようとしているところです。
感染リスクなど、傷の管理について話し合いながら行いました。
傷をきれいに洗い流した後、傷の観察を行いました。
腕の部位による太さの違い、関節によって包帯の巻き方を変えることを学びました。
強すぎず、緩すぎない巻き方で、患者役の学生の意見も聞きながら巻き方の練習を行いました。
さまざまな種類の包帯をしているモデルを囲んで、教員から包帯にまつわる経験談などの話を聞いているところです。
演習中、学生たちからは「包帯の巻き方が想像より難しかった」「援助中、相手の表情や体の動きを意識することで、対応を変えられると感じた」というような感想が聞かれました。
安全・安楽とは何か考えながら、傷が早く治るような看護技術について学ぶことができたと思います!
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