成人看護学ⅠBの授業風景
2016年11月09日
2年生ⅠBの慢性期看護担当教員の川端です。
本日の授業テーマは、炎症性腸疾患患者の看護です。
皆さん、炎症性腸疾患って、ご存知ですか?
現首相もこの炎症性腸疾患の一つである潰瘍性大腸炎の患者の一人ですよ。
このように内閣総理大臣というハードな仕事もこなせるほど、
治療は進歩しているのです。すごいですよね。
ところで、この炎症性腸疾患の治療には、
薬物療法と食事療法が重要です。
特に、炎症性腸疾患が一番悪い状態の時は、
何ヶ月もわたり絶食することがあります。
その理由は、腸を安静にすることで、炎症の増悪を予防するためです。
その時、栄養を点滴でいれることになります。
そこで、今回は、学生に「炎症性腸疾患患者」のイメージしてもらうために、
絶食1ヶ月目で点滴をしている患者役と、
その患者にバイタルを測定する看護師役を割り振り、演じてもらっているところです。
学生は絶食1ヶ月目の患者にどのように声かけていいかどうか、悩んでいました。
あなたが看護師ならどんな声をかけますか?
考えてみてくださいね。
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