実習室物品紹介:老年看護学分野

2016年08月25日

看護科学館の4階にある実習室は成人期~老年期に関する看護の演習をするところです。武庫川女子大の看護学部は新設校なので、施設がきれいなのはもちろんですが、他の学校ではあまり見かけない物品もたくさん用意されています。今回は、「老年看護学分野」を紹介します。

老年看護学は、名前の通り高齢期にある方々の特徴を捉え、病気だけでなく、永く健康でいるための援助方法などを学びます。高齢者を支える家族にも看護職者の援助が必要です。

今は、さまざまな介護用品が病院や施設・自宅などで使われています。一つ一つが高額なので、家で使うときは介護保険などでレンタルするのが一般的ですが、実習に行く前に実際に使ってみることも大切です。ムコジョにあるたくさんの介護用品の中で、他ではなかなか常備していない「介護リフト」。下の動画で紹介します。

※ 早送りで再生しています。実際は、患者さんの安全を考えてもっとゆっくり操作します。

介護リフトは、加齢現象や病気などで、自分ひとりでベッドから出ることが難しくなった方が、起き上がり、活動をする支援のために使用します。 また、寝たきりの方をベッドから移動させるケアは、介護する方の腰痛の原因になることもあります。リフトは、そのような介護者の負担を軽くするためにも用いられます。 介護する方が高齢者であっても、小柄な体格であっても、リフトを使用すれば安全に援助を行うことができます。

いかがですか?是非、ムコジョで、体験してみてください!


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