看護研究学会 近畿・北陸地方会学術集会@武庫川女子大学

2018年03月26日

武庫川女子大学看護科学館で日本看護研究学会第31回近畿・北陸地方会学術集会が開催されました。

この学会は、日本で最も大規模な学会のひとつである日本看護研究学会の、
近畿北陸地区の研究者や臨床者が研究発表をする場です。

今回の学会テーマは「経験知から理論知へ-現場の悩みや課題意識こそが次へのチャンス-」です。
学術集会長の久米弥寿子先生の挨拶から始まり、
会長講演、阿曽洋子先生の教育講演ともに大盛況でした。

教育セミナーでは系統的文献検索の第一人者である諏訪敏幸先生(元大阪大学生命科学図書館)によるご講義をいただき、
交流集会では徳重あつ子先生らによる認知症ケアに関するグループワークが開催されました。
シンポジウムでは、本校の大学院生や修了生がパネリストとなり、ディスカッションを行いました。

 久米弥寿子先生による会長講演の様子
「今、あらためて考える経験知と理論知の行方」

 学部長の阿曽洋子先生による教育講演
「臨床現場で研究する人材を育成する看護基礎教育」

 教育セミナー 諏訪敏幸先生
「文献検索の落とし穴-より適切な検索方法-」
難しい、どうしたらいいかわからない、と多くの方が悩む文献検索のコツを
大変分かりやすく講義してくださいました。

シンポジウム「臨床での経験を研究へ-経験知を理論知へ転換する研究プロセス-」
実際に臨床での疑問へ研究でアプローチした当大学の大学院生さん、修了生さんによる
熱いディスカッションが展開されました。

 ポスター発表
24演題の発表が6群に分かれて行われました。
大勢の方が聴きに来られ、活発な意見交換がなされました。

今回の学術集会は盛会のうちに終了することができました。
また、当学部の学生もボランティアとして大活躍いただき、滞りなく円滑に運営することができました。
多くの皆様にご協力・ご参加いただきましたことを心より感謝申し上げます。


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