絵本の読み聞かせ:小児看護学(2年生)

2019年03月01日

小児看護では子どもに絵本を読み聞かせる場面が多くあります。
退屈な入院生活のため、発達を促すためといった保育的な意味合いに加え、
苦痛を伴う治療や検査の時の気に紛らわす(ディストラクション)といった意味でも絵本は大活躍します。

そのため、2年生の「小児看護学Ⅱ」では絵本を読むという演習を授業の中で行っています。
各自好きな絵本を持ち寄り、ペアになって相手に読み聞かせます。


ポイントとしてはゆっくり、気持ちを込めて読むこと。
「、」で1秒、「。」で2秒数えて読むくらいのスピードとしています。


読んでいる自分の姿を後で確かめられるように、
スマホで読み手の姿を動画撮影し、どうだったか自分で確認します。

実際に子どもに読み聞かせるときには「ページをめくること」が好きだったり、途中で飽きてきたりと、
なかなか思うようにいかないこともありますが、
絵本を読むのが嫌いな子どもはいません。
実習でも楽しく読み聞かせられたら良いですね。


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