遠隔実習の様子(小児看護学実習)

2020年06月08日

新型コロナウイルスの影響で、病院で実習ができないので、
本学の小児看護学実習ではGoogleの”meet”というweb会議機能を使って遠隔実習をしています。

教員は本学の実習室で通信し、
学生は各自の自宅から実習ができるようにしています。

病院でよく受け持ちをさせていただく患者さんの事例をあらかじめ設定し、
その患者に対して学生は看護展開していきます。

 迫真の演技で母親役をする北尾先生と、患者役のリンゴちゃん人形

 看護の方向性や計画の指導をする福井先生

事例は幼児や学童を設定していますが、
その子ども役も教員が扮しています。
かなりリアルに演じています。

遠隔実習はどうしても限界はあります。
当初デメリットばかりを想定しましたが、
でも普段の病院実習とは違うメリットはあることに気づきました。
【学生のメリット】
・学生が患者の生活時間軸を自由に設定できる(「今10時半という設定でやります」ということができる)
【教員のメリット】
・学生が患者に指導している様子や会話している様子がよくわかる

限られた遠隔実習期間の中でも
学生は個別性のある看護実践ができているようです。

この状況をポジティブにとらえつつ、
最大限の学習効果が図れるように教員も頑張っています!


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