呼吸を楽にするための援助とは??(基礎看護技術演習Ⅲ)
2023年05月15日
ゴールデンウイークが明け、2年生は久しぶりの演習です。今日は「酸素療法」の演習です。
酸素療法はなんらかの原因により血中の酸素が欠乏した際に、大気中にある酸素濃度より濃い酸素を投与することで呼吸状態を改善する治療法です。事前の講義で学習していますが、実際にどのように扱うのかは初めての経験です。学生たちは演習レポートに目を通しながら、集中して教員の説明に耳を傾けていました。学生たちは写真で示される教員からの問いを考えながら学びを深めていきました。
「酸素療法の目的と適応は何でしたか?」
「瓶の中に滅菌蒸留水を入れるのはなぜでしょうか?」
「鼻腔カニューレ」や「酸素マスク」の特徴についても学習し、実際に学生同士で患者役、看護師役になりながら酸素療法の方法について学びました。さらに、酸素療法を受ける患者の思いや苦痛を想像しながら、看護師としてどのように援助するか考え,学びを深めていました。
「酸素マスクを装着する際には,
日々、学ぶことも高度になり難しいこともたくさんありますが、毎日の積み重ねを大事にしていきましょうね。
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