看護職の復職支援をお手伝いしています(兵庫県看護協会からのご依頼)

2023年09月06日

看護学部では兵庫県看護協会からの依頼を受け、看護職の復職支援研修に教員が講師として活動しています。

兵庫県看護協会では未就業看護職が再就業するにあたり、就業する現場で求められる基本的な知識・技術を学ぶことを目的として、復職支援研修を開催しています。

今回、看護学部では『復職支援研修3日間コース』のうち1日間を看護学部で「基礎看護技術」と「フィジカルアセスメント」の研修を行いました。数年ぶりの本学での開催ということもあり、受講生の復職を少しでも後押しできるように教員および兵庫県看護協会の方々と準備を進めてきました。

午前中は身体アセスメントに関する講義を行ったあと、バイタルサイン測定、採血・注射、輸液管理、吸引の基礎看護技術を行いました。

髙橋助教による身体アセスメント講義

採血モデルを用いた採血手技の練習

松尾助教による三角筋への注射手技についての説明

吸引モデルを使用した吸引手技の練習

輸液ポンプ・シリンジポンプの操作・管理練習

午後からは、シミュレーターを用いたシミュレーション研修を行いました。これまでシミュレーターを用いた事例演習は実施していませんでしたが、今年度はより現場の実践に近い研修を行えるようになりました。シミュレーションでは、受講生が不安に感じているアセスメントに対して少しでも自信が持てるよう、グループワークを取り入れながら行いました。グループワークでは受講生同士で、活発な意見交換がなされていました。

グループ代表の受講生による模擬病室での実践

グループ代表の受講生の実践場面を別室に遠隔でつなぎ受講生全員で視聴

受講生のグループワーク

受講生からは「数年ぶりの技術に不安でしたが、少しずつ以前の感覚が戻ってきました」「なんとなく、そうだったなと言うことを改めて確認することができました」等の声が聞かれました。時間の経過とともに使用する物品や器械は変わっていますが、‟看護の基本”は同じであることに気づき、ご自身の知識・技術を再確認されていました。

今後、どこかで看護職として復職された皆様にお会いすることがあるかもしれませんね。陰ながら皆様の復職を応援しています☆

兵庫県看護協会のHPもぜひ、ご覧ください 兵庫県看護協会 | 兵庫県看護協会 (hna.or.jp)


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