令和4年度 就職説明会が開催されました
令和4年8月30日(火)、看護学部の3年生を対象に、実習施設の方々にご参加いただき、看護科学館にて就職説明会を開催しました。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大の第7波の状況ではありましたが、感染予防に努め、対面とオンラインのハイブリッド型で行いました。
今年度は、以下のご施設にご参加いただきました。
・市立伊丹病院
・大阪大学医学部附属病院
・地域医療機能推進機構(JCHO)大阪病院
・医療法人 明和病院
・医療法人 協和会
・医療法人尚生会 湊川病院
・兵庫県立尼崎総合医療センター
・明石こころのホスピタル
・学校法人 兵庫医科大学病院
・市立豊中病院(オンデマンド参加)
各施設とも看護師として一人前になるためにどのように看護師の継続教育を進めていくのか、病院理念や看護部理念をもとに各施設が力を入れておられる新人教育・継続教育の特徴を中心にご説明いただきました。また、いくつかの施設からは、本学の卒業生も参加され、就職の動機や就職してからのご自身の経験を語ってくださいました。
大阪大学医学部附属病院では、教育専従者を配置し、新人教育・継続教育に力を入れられているというお話しがありました。
地域医療機能推進機構(JCHO)大阪病院では、ローテーション研修を新人教育に導入しておられるというお話しがありました。
医療法人 明和病院では、地域に密着した看護を提供することを基盤とした継続教育を実践されているというお話しがありました。
さらに、就職するという選択肢だけではなく、本学には大学院の保健師コースもあります。保健師コースへ進学し、保健師を目指すというキャリアについて、本学の金谷教授と大学院生からお話しがありました。
学生からは「なぜ、この施設に就職されたのですか??」「就職した決め手は何ですか??」という質問があり、各施設の方々や本学卒業生の先輩方から丁寧にお答えいただきました。
各施設の説明を伺って質問をしている学生たち
これまでの約2年間、学生たちは新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨地での実習経験が少ない状況で就職していきました。しかし、説明会にご参加いただきましたご施設ともに学生たちが一人前の看護師として成長していけるように新人教育においてたくさんの工夫をされており、“安心して、就職してください”という言葉がとても印象的でした。
本日ご参加いただきました施設の皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。
学生たちはこれから分野別実習が始まり、どのようなところで看護職としての力を発揮していきたいのか、自身のキャリアと向き合いながら“なりたい看護職像”を模索していくと思います。看護職として自分が輝ける場を見つけていけるといいですね。