老年看護学Ⅰ:高齢者疑似体験の演習
2016年09月23日
9月ももう少しで終わりですね。武庫川女子大学では後期の授業が始まりました。
今日の授業は、2年生の老年看護学Ⅰ高齢者疑似体験の演習です。
高齢者はどのような感覚であるのかについて、学生が実際に体験します。
ゴーグルを装着して白内障、イヤーマフをつけて老人性難聴などを疑似体験して、箸で小さな食べ物(小豆)を挟んだり、新聞を読んだりします。
普段高齢者がどのような感覚で日常を過ごしているかが分かったでしょうか?
また、高齢者の腰が曲がった姿勢を体験できるシニアポーズを装着し、腰の曲がった状態で杖をつきながら階段の昇り降りやベッドから起き上がることを体験します。
20歳の学生さんには、このような感覚で高齢者が生活していることの想像もつかないと思いますが、他者を理解する上ではとても重要な体験だったのではないでしょうか。
装着方法の説明
小さな食べ物(小豆)を箸で挟む体験
よく見えないためとても難しいです。
白内障になるとこのように視野も狭く、ぼんやりしか見えません
腰が曲がり、前かがみになるとバランスがとてもとりにくいです。
←「アメリカ分校訪問中・その2」前の記事へ 次の記事へ「地域別教育懇談会:本部会場(中央キャンパス)」→