ベッドメイキングって・・・奥が深い☆基礎看護技術演習Ⅰ(1年生)

2023年10月11日

基礎看護技術演習Ⅰのベッドメイキングの演習を行いました。演習が終わり学生からは「ベッドメイキングがこんなに大変だと思っていませんでした・・・大変だし、奥が深い」という言葉が聞かれました。「そうなんです!!」、ベッドメイキングは看護学生にとって初めて経験すると言っていいほど大変な技術の1つでもあり、そして、「奥が深い・・・」ですね。

この日は、グループ単位でベッドメイキングの演習を行いました。まずは、教員のデモンストレーションを通して、手順や根拠について学習します。

グループに分かれてベッドメイキングを実践

そして、グループに分かれて、患者が心地よく休めるように新しくベッドメイキングを行っていきます。8名の基礎看護学分野の教員も担当するグループの個別指導を行います。学生が難しいと感じるシーツのさばき方、コーナーの作り方など1つ1つ丁寧に、実演しながら指導しています。

 

久米先生(上)・古川先生(下)によるグループ指導

もちろん学生同士での学び合いも大事にしています。学生個人でわからないことや気になったことがある場合は、グループメンバーでお互いに意見交換を行い、一緒に学びを深めていきます。

学生同士での学び合い

この日は、学生が新しく作成したベッドでグループ内の学生が患者役となり臥床体験も行いました。ベッドに横になり、患者が体験している世界を学生自身が体験し、患者役の学生の気づきをグループメンバー間で共有します。

「寝返りしたらどうなるかな??ちょっと怖いかも・・・」

「立って話しかけると患者さんってどんな感じ??」「嫌かな??」

患者にとってベッド上は、治療の場でもあり生活の場でもあります。そうした患者の療養環境を心地よい空間にすることも看護にとっては大事なことですね。シーツをしわなく、きれいに整えること1つとっても患者の安全・安楽につながることを意識しながら技術を磨いていきましょう♩


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