チャイルドケアミーティング@兵庫医科大学病院
2017年06月12日
チャイルドケアミーティングとは、
兵庫医科大学病院で複数施設の小児看護職者が集まって
定期的に小児看護領域における事例検討やミニ講義を行っております。
今回で14回を数える本ミーティングでは、
本大学の藤原千惠子教授に、「レジリエンス」についてのミニ講義をしていただきました。
みなさん、「レジリエンス」ってご存知ですか?
レジリエンスとは、弾力性とか反発力などと訳されることが多いですが、
ある深刻でショックな出来事に遭遇した時でも立ち向かっていったり適応する力を指します。
聞きなれない言葉なだけに、言葉だけでは理解しにくいですが、
昔、仮装大賞で優勝した「雑草」という演技を参考にして分かりやすく説明していただきました。
つまり、何度も踏んづけられたり、タイヤで踏まれたりしても起き上がる雑草のような力だということです。
最初は心理学から生まれた概念ですが、
現在では看護学にも応用され、
藤原先生は数多くのレジリエンスに関する研究をされています。
今回は神戸大学の学生も参加されており、活発な意見交換が行われました。
本ミーティングは年に数回行われています。
小児領域における困難な事例検討について話し合ったり、ミニ講義で勉強してみませんか?
ミニ講義の様子
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