大学院修士課程看護学研究保健師コース 公衆衛生看護学実習Ⅱ

2018年02月13日

今回は大学院の看護学研究保健師コース(修士号および保健師国家試験受験資格を取得できるコース)の実習の紹介です。

看護学研究保健師コースでは、2年間で4つの実習を経験します。

今回はそのうち、2年生の前期に実施する3つ目の実習「公衆衛生看護学実習Ⅱ」の様子をご紹介します。

今年度は7月3日~7月14日の2週間、朝来健康福祉事務所と養父市役所健康課でお世話になりました。
院生は、この実習に行く前の演習で、この地域は高齢の方が多く、病院に行くにも遠方であることや利用できる交通手段が少ないことから、高齢になっても元気で病院にかからなくてよいように、「若いときからの生活習慣病対策が重要ではないか」と考えていました。
そこで、実習期間中に、成人期の方々を対象とした市民ドックや住民主体の介護予防体操、男性を対象とした生活習慣病予防の料理教室に参加するとともに、家庭訪問を行いました。

 市民ドックで保健指導を実施している場面です

 男性対象の料理教室「めんずクッキング」で調理に参加しました

 バランスの良いメニューが完成しました

 住民の方々に歓迎いただき、介護予防体操に参加させていただきました!

看護学研究保健師コース2年生の院生は、1年生の時に乳児とその親や高齢の方を対象としてそれぞれ8回訪問を行う公衆衛生看護学継続支援実習、2年生の5月15日~6月2日の3週間で10月にブログでご紹介した公衆衛生看護学実習Ⅰを経験し、今回の実習に臨みました。
実習Ⅰは西宮市、実習Ⅱは朝来市・養父市と特性の異なる地域で実習をさせていただけたことにより、それぞれの地域における住民の方々の思いや保健師さんの活動の特徴を学ぶことができ、今後保健師として活躍していく上で、活きるような経験ができたのではないでしょうか。
実習にご協力いただきました保健師の皆さま、地域の住民の皆さま、ありがとうございました。


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