カテゴリー「大学院の授業」の投稿一覧
★2022年度大学院修了式★
2023年3月19日(日)、大学院の修了式が行われました。
お天気も良く、文字どおり「ハレの日」となりました。
2023年度は、
博士として、後輩の育成を期待しています!
修士論文の成果を現場に還元して、
修士号が授与された13名のうち、
大学院進学には関心があるけれど、
一歩踏み出してみませんか?
大学院保健師コースってどんなところ?
看護学部の学生とともに、現在保健師コースで学んでいる大学院生を囲んでの茶話会を開催しました!
保健師の仕事に関心のある1~3年生の5名の学部生とご家族3名が参加し、保健師の仕事内容や、大学院受験対策、就職活動等、たくさんの質問をして盛り上がりました。
大学院の授業や実習等、様々な体験談を聞くことで、進路の選択肢の一つとして考えるきっかになったのではないでしょうか。
保健師に興味のある方はぜひ、公衆衛生看護学分野の教員にご相談下さい!
最初は緊張気味でしたが、徐々に笑顔が見られました
ご家族の方も保健師の仕事に興味を寄せてくださいました
看護学研究保健師コースの1年間の実習での学びを報告しました
大学院修士課程看護学研究保健師コース1年生の広域実践看護学実習(公衆衛生看護学)の最終報告会(高齢者)を、実習指導者様を交えて行いました。
この実習では、5月から1年をかけて乳児と高齢の方へ継続して家庭訪問を実施しています。
1年生はこれが初めての実習で、初回訪問の際にはとても緊張した様子でした。
訪問を重ねるごとに対象の方との関係が築かれていったことが報告会での発表から伝わりました。
この経験は、今後の実習や保健師として活動する上で基盤となります。
実習にご協力いただきました実習指導者の皆様、快く家庭訪問を受け入れてくださった皆様、ありがとうございました。
実習指導者様を交えた最終報告会の様子
家族みんなで健康に!高血圧予防をテーマにお話をしました
大学院修士課程看護学研究保健師コース1年生が、武庫川女子大学子育てひろばに参加されている保護者の方々に、
「家族の健康な生活のために―血圧が高いってどういうこと?―」をテーマにお話をしました。
1年生前期の授業では、成人期において有病率が最も高い高血圧を早期から予防することの重要性について、子育て中の方々にお話しする健康教育の企画案を検討していました。
その後、子育てひろばに参加されている保護者の方々や子育てひろばの先生方へのインタビューを行い、この結果に合わせて健康教育に使う媒体(スライドや小道具など)とシナリオを再検討して、準備を進めてきました。特に、実施前の1週間は皆で練習を重ね、よりわかりやすく、関心を持ってもらえるよう伝え方の工夫もしていました。
いざ本番!学生は緊張した様子でしたが、“保護者の方々の健康にも目を向ける機会となれば”という思いが伝わったのか、参加されていた保護者の方々はしっかりと耳を傾けてくださっていました。
お話の後には、血管年齢の測定も行いました。測定結果を説明する際に、保護者の方々より、「食事に気をつけようと思った」「育休中で健診を受けていなかったけど、受けたい」等の声をいただき、学生は健康教育の大切さとやりがいを感じていました。
子育てひろばに参加されていた皆さま、準備から当日までサポートいただいた子育てひろばの先生方、ありがとうございました。
緊張しながらも笑顔を意識してお話しました
親子で真剣に聞いてくださっている様子
2022年度 修士課程・博士後期課程 公開発表会 「素晴らしい研究の発信!!」
2月4日(土)は修士課程13名、2月5日(日)は博士後期課程4名の公開発表会がありました。
研究テーマは、看護師の就労に関することや子供の生活習慣病についてなど、大変意義のある研究に取り組まれた成果が発表されました。
内容の質疑に対して、丁寧に回答されていました。
また、研究の結果を今後実践にどのように還元していくのかということも、詳細に検討されておりとても素晴らしかったです。
今年度も、武庫女からたくさんの素晴らしい研究が発信されたことを大変うれしく思います。
教員指導のもと、量的な研究や質的な研究に取り組まれ、今後さらなる発展が期待される内容でした。
発表された研究のご発展を祈念しております。
お疲れ様でした!!!
博士後期課程 中間発表会が行われました
令和4年10月15日(土曜)、看護学研究科看護学専攻 博士後期課程の中間発表会が行われました。
今年度は4名の大学院生さんがこれまでの研究成果を発表されました。
会場からは非常に多くの質問がありました。
現在の社会背景や医療の進歩に伴う意思決定支援・倫理調整に関連した、臨床実践と密接につながる重要なご研究をされていました。
今後のさらなる研究のご発展を祈念しております!!
大学院博士後期課程 公開発表会
2022年8月6日(土)、看護学研究科看護学専攻 博士後期課程 公開発表会が行われました。
修士課程から長年研究をされている、「後頸部温罨法実施による入眠誘導の検証」について発表されました。
川原恵さん。本学の教員でもあります。
川原さんを修士・博士後期課程ともに指導されてきた指導教員、片山恵教授。
会場からは、たくさんの質問がありました。修士課程・博士後期課程で研究をされてきた成果を看護実践の場へ還元していきたいという川原さんの強い思いを感じました。
会場からの質問に丁寧に回答されている川原さん。
最後は、基礎看護学分野の大学院生と古川亜衣美先生で記念撮影をしました。
博士後期課程:看護エビデンス特論
こんにちは。
今回は看護学研究科博士後期課程の看護エビデンス特論の授業についてレポートします。
博士後期課程では、主に土曜日の講義と特別研究のゼミがあります。
看護エビデンス特論は土曜日の講義のひとつであり、1単位8回の授業になります。
4人の教授によるオムニバス科目で、今回は投稿者の藤田が担当しました。
「デルファイ法を用いた研究のエビデンス」「転倒・転落リスクアセスメントツールのエビデンス」という内容で2コマの授業をしています。
博士後期課程は始まったばかりで院生さんたちはまだまだ緊張していていたため、しっかりめの自己紹介でアイスブレイクをして打ち解けて、和気あいあいと楽しく意見交換をしながら授業をしました。
武庫川女子大学子育てひろば 子育て講習会
「武庫川女子大学子育てひろば」で子育て講習会「ママの身体もとっても大事♡~乳がんや生活習慣病のお話~」を公衆衛生看護学分野の和泉教授と枝澤助教が行いました。
「武庫川女子大学子育てひろば」は、地域の子育て家庭の皆様に開放している施設です。
交流や相談等を行う施設です。子育て中の方々の相互交流をはかっていただくとともに、常駐する専門スタッフと気兼ねなく相談することもできます。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.mukogawa-u.ac.jp/~kosodate/index.html
育児、家事、仕事などに忙しくご自身の健康を振り返る時間を持ちにくい子育て世代の方へ、ご自身および家族の健康を考えるきっかけとし、健康増進のための健康行動につなげる機会になれば、との思いで、がん検診や生活習慣病等の予防のための健診のお話をしました。
お話の後は、乳房モデルを用いた乳がん自己チェック体験と血管年齢測定を行いました。
「検診・健診は大事ですね。」「検診・健診に行ってみようと思います!」といった声を聞くことができ、お話や体験を通して、早期発見の重要性にもあらためて気づいていただけたことを嬉しく思いました。
当日は、修士課程看護学研究保健師コース1年の学生3人も実習の一貫として参加し、絵本の読み聞かせをさせていただきました。
初めての経験でドキドキでしたが、お子さま達に真剣な眼差しを向けてもらえました。
ご参加いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。
大学院看護学看護学研究科入学式
みなさん、こんにちは。
寒かった昨日と比べて今日は少し温かい日和ですね!
本日、大学院看護学研究科の入学式が挙行されました。
今年度の看護学研究科は、修士課程11名、博士後期課程5名が入学されました。
昨年度から始まった実習施設からの推薦入試で入学された院生さんもいます。
看護科学館では院生生活で困らないように丁寧なガイダンスが行われました
院生さんと教員間での意見交換会
気になっていること、困っていることなどについて話し合います
桜もまだきれいに咲いています
研究協力機関での大学院修士論文報告会
修士課程看護学研究コース2年の山本敬子さんが、研究協力をいただいた大阪府羽曳野市立保健センターにて研究成果を報告しました。
参加者は、保健センターの保健師および元子育て支援センターの保育士の皆さまです。
研究成果を報告する山本敬子さん(保健師)
研究テーマは、「2歳6か月児をもつ母親の育児交流と孤独感の関連」です。
コロナの状況により育児交流の場の開催や利用が減少していたこと、育児交流と孤独感が関連していることが明らかになりました。
皆さまからは、「日頃の保健活動で感じていることがデータとして示され、根拠に基づいた実践につなげることができる」といったご意見をいただきました。
また、研究成果をふまえたコロナ禍での子育て支援のあり方についても熱心にディスカッションが行われました。
研究にご協力いただきましたお母さま方、保健師等の皆さまに心よりお礼申し上げます。
公衆衛生看護学 和泉
看護学研究科 修士&博士課程 公開発表会
2022年2月5日(土)、6日(日)に武庫川女子大学大学院 看護学研究科 修士および博士課程の公開発表会が行われました。
修士課程では9名(うち保健師コース4名)、博士後期課程では5名の方が、これまでの研究成果を発表されました。
教員指導のもと、量的な研究や質的な研究に取り組まれ、今後さらなる発展が期待される内容でした。
本当にお疲れ様でした!!
最後は全員で記念撮影!
修士課程のみなさん
博士後期課程のみなさん
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者である米田晴美さんのご講義とご自宅訪問
10月26日の看護学部2年生の「公衆衛生看護学」の講義に、西宮市在住のALS患者である米田晴美さんをゲストスピーカーとしてお招きしました。今年度で3回目です。
晴美さんは、ALSを発症されて20年目です。
日常の生活、発症からの経過や思いを語ってくださいました。
語りは夫の裕治さんです。
ALS患者であるか、そうでないかに関わらず、当たり前の日常を家族との過ごし、豊かな人生を歩む晴美さんのご様子に触れ、学生は、病気にとらわれず、全人的に看護の対象となる方や家族を理解する必要性に気づく貴重な機会になりました。
昨年に起きた、ALS嘱託殺人に関するご意見もお伺いしました。
学生は、誰しもがあたり前のように「生きたい」と思える社会、言える社会に、という思いを強くしました。
人工呼吸器を装着している晴美さんの「口の動きの読み取り」にチャレンジ!同行してくださったヘルパーさんに助け船を出してもらいました。
後日に、大学院保健師コースの院生がご自宅を訪問させていただきました。
訪問看護師さんとヘルパーさん、笑顔の晴美さんのご様子を拝見しました。
晴美さん手作りの掛け軸
公衆衛生看護学 和泉
博士後期課程の中間発表会が行われました
あっという間に10月です。すっかり涼しくなって、過ごしやすくなりましたね。
今日は大学院看護学研究科博士後期課程の中間発表会が行われました。
中間発表会では主に博士後期課程2年生の院生さんが、これまでに実施した第1研究の調査結果や今後の方向性を中心に発表をしました。
昨年からの新型コロナの影響で思うように研究が進められなかった院生さんも多いかと思いますが、
様々な工夫や調整をしながら確実に研究を進めてきました。
今年度は10名の博士後期課程の院生さんが発表され、質疑応答が活発に行われました。
看護学研究科看護学専攻 博士後期課程&修士課程★公開発表会★
2月2日(火)、看護学研究科看護学専攻 博士後期課程の公開発表会が行われました。
お一人目は、老年看護学分野の加藤さゆりさん。
研究テーマは「地域在住高齢者における人生の最終段階の医療に関する家族との話し合いのプロセスと看護支援-出雲地域の文化的背景を視野に入れたアドバンス・ケア・プランニングの研究―」
加藤さんは、出雲地域の風習に着眼され、出雲地域在住の高齢者における死生観と人生の最終段階の医療に関する考えの実態を踏まえ、人生の最終段階の医療に関する家族との話し合いの関連要因と看護支援について検討されました。
優しい口調で発表される加藤さゆりさん
加藤さんの研究は、以前、地元の新聞(山陰中央新報)で取り上げられ、インタビューを受けられた男性が「残された時間を強く意識して生きるようになった」とおっしゃられていました。
加藤さんの研究により、今後、出雲地域におけるアドバンス・ケア・プランニングがますます浸透されていくことでしょう。素晴らしいですね!!!
※アドバンス・ケア・プランニングとは・・・自らが望む人生の最終段階における医療・ケアについて、前もって考え、医療・ケアチーム等と繰り返し話し合い共有するプロセス
お二人目は、母性看護学分野の東本幸代さん。
研究テーマは「睡眠健康教育とセルフモニタリングを用いた妊婦への睡眠健康支援」
東本さんは、妊娠中期の妊婦さんを対象に、睡眠の質と量の向上を目指した睡眠健康教育とセルフモニタリングを取り入れた看護ケアの介入をされました。
臨床現場での課題について語る東本幸代さん
長きにわたる介入研究により、仕方ないとされてきた妊婦さんの睡眠の問題に対して真っ向から取り組み、あらゆる角度からアプローチされました。
臨床現場で働いているときから感じてこられた課題をここまで追求され、素晴らしいですね!!
そして、2月6日(土)には、看護学研究科看護学専攻 修士課程の公開発表会が行われました。
今回、12名の修士課程の院生さんが2年間の研究成果を発表されました。
成人慢性看護学分野の髙橋美宝さん
臨床現場での研究疑問から育児不安、防災、働き方改革、無痛分娩、介護負担、Quality of life(生活の質)・・・などなど様々な研究発表がありました。
みなさまの更なる研究のご発展を祈念しております!!!!!
保健師コースの大学院生が健康講座を開催しました!!その2
引き続き、
看護学研究保健師コースの院生(修士課程1年生)が実施している健康講座の様子をご紹介します。第3回目は、11月10日(火)と17日(火)の2日間にわたり、フードモデルを使った食事バランスチェックを行いました。場所は前回と同じく、西宮市上甲子園天寿会いきいき体操です。
本物とも思える美味しそうなフードモデルの数々
参加者の方々は、会場に到着してまず目に入ったフードモデルに、「美味しそう…」と強く関心を示してくださり、ご自身の順番が来ると、ご自宅で記入して持ってきてくださった一日分の食事内容メモを見ながら、とても熱心に食材を選んでおられました。
昨日の食事内容と同じものはあるでしょうか
野菜や果物等、数多くの食材を選んでおられる方が多いことが印象的でした。こちらに参加されている方々は、体を動かすことはもちろん、普段のお食事にも気を遣われている方が多いのではないかと感じました。
選んだ食材を機械に乗せて、食事バランスをチェック!
食材を選びながら前回の健康講座で行われた健康教育の時に「『たんぱく質をしっかりとることが大切』と院生から聞いて、日々の食事に取り入れている。」とお話してくださった方もいて、院生は自分たちの言葉が参加者の方々に届いていることを実感していました。この食事バランスチェックを実施するにあたりまして、会場準備から、食材選びのサポート、食材の返却、後片付けまで、様々な場面で多大なるご協力をいただきました、上甲子園天寿会いきいき体操のスタッフの皆さま、また、温かく院生を迎え入れてくださった参加者の皆さまに、深く感謝申し上げます。
看護学研究科看護学専攻 博士後期課程★公開発表会★
2020年1月12日(火)、看護学研究科看護学専攻 博士後期課程の公開発表会が開催されました。
お二人の院生さんが、長年にわたり大変重要な研究課題に取り組まれ、今回その成果を発表されました。
お一人目は、徳島 佐由美さん。
研究テーマ 「レスパイト入院をする重症心身障がい児の養育者が安心できる看護支援の検討」
ケアの現状について熱弁される徳島さん
在宅で生活する重症心身障がい児の養育者が、安心してレスパイト入院(養育者の自由な時間の確保のために行われる入院)ができるための看護支援について、実際に養育者の方にインタビューをされ、その後、養育者の期待にそったケアができているのかという点についても調査をされていました。
様々な観点から検討された結果、安心に繋がる看護支援について明らかにされました。
徳島さんの研究成果により、安心してレスパイト入院ができるようなケアの体制が整備されることに繋がるのではないでしょうか。
お二人目は、松井 菜摘さん。本学、公衆衛生看護学の先生でもあります。
研究テーマ 「高齢初産婦の育児不安および産後うつとその関連要因」
分析結果を熱心に語られる松井さん
高齢初産婦の方にインタビューをされ、妊娠期および育児期の体験をふまえて、育児不安や産後うつとの関連性から必要となる支援について導き出されました。
そして今回、「高齢初産婦の強み」についても言及されていたのがとても印象的でした。
松井さんの研究成果により、高齢で初めて出産をされる方が安心して育児ができるような支援体制が整備されるのではないでしょうか。
お二人のさらなる研究のご発展を祈念しております。
最後は素敵な笑顔で記念撮影。
本当にお疲れ様でした!!!
大学院・公衆衛生看護学分野の修了生・在学生の集う会
2月16日(日)、第2回和泉京子教授(公衆衛生看護学)研究室(公衆衛生看護学分野の修了生・在学生の集う会)を武庫川女子大学看護科学館で開催しました。
当日は、看護学研究保健師コース(修士課程)の修了生2名と在学生7名、看護学研究コース(修士課程)の修了生1名、博士後期課程の在学学生2名、教員3名、総勢15名が一堂に会し、研究報告や近況報告を行いました。
修士課程看護学研究保健師コース2年生による
研究結果報告の様子
修了生からは、保健師として活動する中で課題と感じていることや、今後取り組みたいことなど、現場の第一線で働く専門職としての思いが報告されました。
博士後期課程の在学生からは、現在取り組んでいる研究の報告はもとより、一研究者として研究に向かう姿勢が語られました。
看護学研究保健師コース2年生の在学生からは、2年にわたり取り組んできた研究についてパワーポイントを用いて報告がなされ、研究への熱い思いが参加者に届けられました。
看護学研究保健師コース1年生の在学生からは、自身の研究疑問とその解明に向けての研究計画が報告されました。修了生からは、研究計画をより良いものにするためのアドバイスが多数寄せられました。
修士課程看護学研究保健師コース1年生による
研究計画報告の様子
研究報告と近況報告の後は、場所を変え美味しい中華料理に舌鼓を打ちました。
在学生・修了生・教員が入り交じり、大きな円卓2つに分かれて食事と歓談を楽しみました。入学年度、年齢、職場の違いを越え、話に花が咲き、あっという間に終了の時間となりました。
参加者15名で記念写真(中華料理店にて)
この和泉研(修了生・在学生の集う会)が、修了生と在学生の情報交換の場となることを期待しています。
修士論文・博士論文公開発表会
2月1日(土)に修士論文、2日(日)に博士論文の公開発表会を開催しました。
まず、1日の修士論文発表会の様子から。
看護学研究科長の阿曽洋子先生の挨拶に続き…
修士課程9名が研究成果を発表しました。
プレゼンテーション中
質疑応答中
新人看護師からベテラン保健師まで、心臓移植を受けた児の母親から一人暮らしの後期高齢女性まで、今年も対象や研究テーマは多岐にわたりました。
いずれも、働きながら、あるいは、保健師になるための実習をしながらまとめ上げました。
翌2日は武庫川女子大学大学院看護学研究科創設以来、初めての博士論文公開発表会です。
博士課程7名が研究成果を発表しました。
プレゼンテーション中
質疑応答中
限られた時間の中で3年間の研究成果をまとめあげ、研究に対する熱意が感じられる発表会でした。
内容の本質にせまる質疑に対して、皆さん奮闘していました。
最後は専攻長の寳田穂先生よりご挨拶がありました。
看護実践の発展に貢献できるよう看護研究を継続し、今後のご活躍を期待しています。
地域での健康測定会 +「看護フェスタ」のお知らせ
6月11日(火)と18日(火)の2日間、健康測定会を行いました。
場所は、西宮いきいき体操をされているグループ「陽だまり」です。
この測定会には、大学院看護学研究保健師コースの院生(修士課程1・2年生)7名と
公衆衛生看護学分野の教員4名がスタッフとして伺いました。
骨の健康チェックと血管年齢測定を行い、
最後にその結果を説明しました。
西宮いきいき体操は、高齢になっても住み慣れた地域で自立した生活を送れるよう、
筋力の向上を目的として行われている体操です。
現在、西宮市内に100か所以上のグループがあり、地域の方が集まる身近な場所で行われています。
このグループでも、週1回集まって、体操に取り組んでいます。
参加者の方々の中には、思ったより良い結果が出てほっと一安心されている方や、
意外な結果が出て少し残念そうな表情をされている方もいらっしゃいました。
この測定会の結果が、参加者の方々の健康づくりに役立てばと思っています。
スタッフとして参加した看護学研究保健師コースの院生や教員にとっては、
地域の方々とお話をさせていただく良い機会となりました。
また、皆で一つのことに取り組んで、参加者の方々に喜んでいただけるという、
貴重な経験を積むことができました。
*** 「看護フェスタ」のおしらせ ***
骨の健康チェックや血管年齢測定、健康相談(血圧測定)等を行う、
武庫川女子大学看護学部「まちの保健室」を2019年8月7日と2020年3月4日に、ららぽーと甲子園にて行います。
10月は実施せず、11月〜2月までは月に1回、鳴尾駅高架下の武庫女ステーションキャンパスにて武庫川女子大学看護学部「健康相談ひろば」を行います。
9月23日には、武庫川女子大学看護科学館にて「看護フェスタ」を行います(詳細はコチラ )。
このブログを見て関心を持っていただけた方は、ぜひとも「まちの保健室」や「健康相談ひろば」、「看護フェスタ」へお越しください。
皆さまの来室をお待ちしております。