カテゴリー「大学院の授業」の投稿一覧
乳幼児の計測や離乳食の演習(大学院保健師コース)
大学院修士課程で看護学研究保健師コースを専攻している学生の演習場面をご紹介します。
保健師が行う家庭訪問では、乳幼児の身体計測をしたり、離乳食に関するアドバイスしたりする場面があります。
今回の演習では、モデル人形(3kg前後)を使って実際に身体計測を行いました。
家庭訪問先で計測する際には、手軽に持ち運びができる体重計や身長計を使うことがあります。
学部の小児看護学の演習でも身体計測はしますが、家庭訪問用の体重計や身長計を使うのは家庭訪問を行う保健師コースだからこそ、ですね。
ばねばかりを使って体重を測ります。
安全・正確に測る方法を身につけます
離乳食については、おかゆの調理や市販のベビーフードの試食をしました。
赤ちゃんのいるご家庭に家庭訪問を行う際には、離乳食の話題になることも多くあります。
離乳食の調理方法やベビーフードの活用方法等をしっかりイメージしながら、
赤ちゃんのお母さんとお話ができるようにしておきたいところです。
たかがおかゆ、されどおかゆ。上手に作るには火加減やタイミングがなかなか難しいですね。
大学院のゼミ風景
現在、大学院では修士課程25名、博士後期課程14名が在籍しており、
各自実施したい研究テーマについて研究計画立案・実施・評価・執筆していきます。
授業とは別に、各領域単位で開催される少人数制のゼミがあり、
意見を言い合いながらすすめていきます。
多くの院生が社会人のため、
平日夜間もしくは土日開講ですが、この日も熱い討論が行われていました。
各自テーマに沿った資料を持ち寄り、検討します
内容を説明しながら討論を重ね、精錬していきます
現在(もしくは過去に)遭遇した臨床上の疑問をテーマにすることが多いので、
毎回熱意のこもった議論が展開されています。
7月1日(日)に看護学研究科(大学院)のオープンキャンパスを開催します。
プログラムやお申込み方法はコチラをご覧ください。
大学院担当教員や現役大学院生とお話しませんか。
大学院看護学研究保健師コースの家庭訪問演習


大学院入学式
大学に続き、大学院でも4月7日(土)に入学式が行われ、看護学研究科修士課程と博士後期課程にも新メンバーが加わりました。
入学式に先立ち、看護科学館に新入生・在学生が集まりました。
新入生対象のガイダンス。修士号・博士号取得までの道のりを説明します。
在学生と教員との意見交換会。学習環境をより良くしていきます。
今年も臨床経験・教育経験が豊富な大学院生が揃いました。
働きながら学ぶ楽しさを存分に味わいましょう。
武庫川女子大学大学院修了式
大学院修了式、学位授与式が挙行されました。
朝からあいにくの雨模様だったものの、修了式のあった午後からは晴れ間も見えました。
看護学研究科からは大学院修士課程2期生の12名(うち保健師コース2名)が修了されました。
病院では看護師として、一方では研究を学ぶ大学院生としての内容の濃い2年間だったと思います。看護学研究科では大学院修了後も研究や学会発表、論文投稿のサポートをしていきますので、いつでも武庫女に来てくださいね!
メディアホールにて糸魚川学長より院生の代表者に学位が授与されました
看護科学館にて阿曽研究科長より個別に学位が授与されました
最後は院生さんと指導教員で記念撮影
大学院修士課程看護学研究保健師コース 公衆衛生看護学実習Ⅱ
今回は大学院の看護学研究保健師コース(修士号および保健師国家試験受験資格を取得できるコース)の実習の紹介です。
看護学研究保健師コースでは、2年間で4つの実習を経験します。
今回はそのうち、2年生の前期に実施する3つ目の実習「公衆衛生看護学実習Ⅱ」の様子をご紹介します。
今年度は7月3日~7月14日の2週間、朝来健康福祉事務所と養父市役所健康課でお世話になりました。
院生は、この実習に行く前の演習で、この地域は高齢の方が多く、病院に行くにも遠方であることや利用できる交通手段が少ないことから、高齢になっても元気で病院にかからなくてよいように、「若いときからの生活習慣病対策が重要ではないか」と考えていました。
そこで、実習期間中に、成人期の方々を対象とした市民ドックや住民主体の介護予防体操、男性を対象とした生活習慣病予防の料理教室に参加するとともに、家庭訪問を行いました。
市民ドックで保健指導を実施している場面です
男性対象の料理教室「めんずクッキング」で調理に参加しました
バランスの良いメニューが完成しました
住民の方々に歓迎いただき、介護予防体操に参加させていただきました!
看護学研究保健師コース2年生の院生は、1年生の時に乳児とその親や高齢の方を対象としてそれぞれ8回訪問を行う公衆衛生看護学継続支援実習、2年生の5月15日~6月2日の3週間で10月にブログでご紹介した公衆衛生看護学実習Ⅰを経験し、今回の実習に臨みました。
実習Ⅰは西宮市、実習Ⅱは朝来市・養父市と特性の異なる地域で実習をさせていただけたことにより、それぞれの地域における住民の方々の思いや保健師さんの活動の特徴を学ぶことができ、今後保健師として活躍していく上で、活きるような経験ができたのではないでしょうか。
実習にご協力いただきました保健師の皆さま、地域の住民の皆さま、ありがとうございました。
<大学院> 修士学位論文 公開発表会
2月3日(土)、大学院看護学研究科で修士学位論文の公開発表会が行われました。
阿曽洋子研究科長の挨拶
2017年度は12名の大学院生が2年間の成果である修士論文を発表しました。
研究の対象は乳幼児をもつ親、難病を抱えながら生きる人、病院や訪問看護ステーションで働く看護師など多様で、本研究科で学ぶ大学院生の関心領域の広さが表れていました。
2年かけて研究を進めていくので、各自の研究テーマについては発表会にいる誰よりも詳しくなります。論文審査を行う教員からの質問にも堂々と答えていました。
質疑応答
町浦美智子専攻長の講評
「経験知から理論知へ」が本研究科の修士課程の目標です。次は各々の職場や活動で研究成果を還元していくことを期待しています。
大学院修士課程看護学研究保健師コース 公衆衛生看護学実習Ⅰ
今回は看護学研究保健師コース(修士号および保健師国家試験受験資格を取得できるコース)の院生さんの実習の紹介です。
看護学研究保健師コースの院生さんは、2年間で4つの実習を経験します。
今回はそのうち、2つ目の実習にあたる「公衆衛生看護学実習Ⅰ」の様子をご紹介します。
公衆衛生看護学実習Ⅰは、大学院看護学研究保健師コース2年生の院生さんが学ぶ科目です。
今年は5月15日~6月2日までの3週間、
西宮市保健所と西宮市鳴尾保健福祉センターでお世話になりました。
この期間に、難病患者さんの交流会や精神疾患患者さんのご家族の教室、4か月児健康診査や1歳6か月児健康診査、3歳児健康診査、離乳食講座等、
様々な事業の様子を見学または実施し、
子どもさんのいらっしゃるご家庭への家庭訪問も経験させていただきました。
また、4か月児健康診査に来られた保護者の方々に向けて、
「子どもさんとの夏の過ごし方~熱中症を防ごう!」というテーマで
10分ほどのお話(健康教育)をさせていただきました。
健康教育は、1年生で行う「公衆衛生看護学演習Ⅰ」で学内にて小さな子どもさんがいる教員を対象に一度実施していましたが、
今回はたくさんの保護者の方が来られる健康診査の場で実践するということで、
実習開始前から時間をかけて準備を進めていました。
真夏の野外の様子を説明しています
健康診査に来られた保護者の方々は、院生の話を熱心に聞いてくださり、
実施前は緊張して表情の固かった院生さんの顔が、
実施後には非常に生き生きとした表情に変わっていました。
看護学研究保健師コース2年生の院生さんは、
これまでに学内の講義や演習で様々な知識・技術を学んできましたが、
保健所や保健センターの働きや保健師さんの活動を実際に目にする実習はこれが初めてでした。
保健師さんの姿や地域の住民の方々の声を聞いて、
地域で働く保健師さんが住民の方々にとってどのような存在であるべきか、
思い描いていたものがより具体的なものになったのではないでしょうか。
実習にご協力いただきました保健師の皆さま、地域の住民のみなさま、ありがとうございました。
大学院 公衆衛生看護学演習Ⅰ:健康教育
今回は看護学研究保健師コースの院生さんの演習の紹介です。
子どもの不慮の事故ってとっても怖いですよね。子どもの成長にともなって、起こりやすい事故は変わってきます。
そんな不慮の事故を防ぐために子育てパパママをはじめ、子育てに関わる人々を対象にした事故予防の啓発が必要となります。
保健師コース1年生の院生さんは、
小さなお子さんがいる教員を対象に、子どもの事故について気をつけていることなどのインタビューを行い、
健康教育「今日から始めよう!子どもの安全対策」の準備を進めていました。
そしてこの日は、子育てをしているパパやママの参加を想定し、
子育て中の教員を目の前に健康教育を実施されました。
不慮の事故はどのような時に起こりやすいのか、
事故防止策はどうするのか、
事故が起こってしまった時の対処法などを中心にお話されました。
イラストがたくさんあって分かりやすく、
意外なところにも「注意しないと!」ということをあらためて気づかされた内容でした。
こどもの発達と起こりやすい事故について、表でまとめてくれました
事故が起こったときの対処は母子手帳にも載っているそうです
大学院看護学研究科の入学式が挙行されました
大学院看護学研究科修士課程と博士後期課程の大学院生が新たに仲間として加わりました。
臨床経験や教育、研究の経験など経歴はさまざまですが、一丸となって勉学と研究に励みましょう。
きっとかけがえのない2年間、または3年間になるはずです!
看護学研究科の修士課程1年、2年、博士後期課程1年の院生さん一同
大学院看護学研究科修了式&鳴尾駅の工事完了
今日は、大学院看護学研究科の修了式があり、14名が修士課程を修めることができました。
これまでの職場を引き続き勤務される方や4月から新しい職場になる方もいます。2年間の学びを糧に皆様のさらなる活躍を期待しています!
おめでとうございます!
そして、3月18日より阪神鳴尾駅が上り下りともに高架の工事が完了し、ホームと駅構内がとてもきれいになりました。新入生を受け入れる準備もバッチリです!
恒例の鳴尾駅の係員さんからのメッセージ
鳴尾駅が広くとてもきれいになりました!
大学院修士課程 公開発表会
看護学研究科修士課程の公開発表会があり、院生さん14名が2年間の研究成果を発表されました。
看護学研究科は、臨床経験のある院生さんばかりであり、その道のスペシャリストや管理職の方もいます。
研究テーマは、自身が現場で感じた疑問や課題であるため非常に実践的な内容です。
ほとんどの院生さんが現場で働きながら学んでおり、 武庫女の修士課程のテーマである「経験知から理論知へ」に合致してしていて非常に興味深く、濃い内容の発表会でした。
学長の糸魚川先生にもお越しいただきました。
非常に実践的なテーマが多かったです。
看護師教育に関するテーマもありました。
質疑応答も活発にされました。
発表後は教員とともに記念撮影。お疲れ様でした。
大学院 公衆衛生看護学演習Ⅰ:健康教育
今回は看護学研究保健師コースの院生さんの授業の紹介です。
ここ数日で急に暑くなりました。そのような時に特に注意しなくてはならないのが熱中症です。そこで、子育てをしているママやパパを対象に、熱中症に対する注意喚起をするためにも健康教育が必要となります。
保健師コース1年生の院生さんは、小さなお子さんがいる教員を対象に、熱中症について気をつけていることなどのインタビューを行い、健康教育の準備を進めていました。
そして今日は子育てをしているママやパパに向けた健康教育を想定して発表をされました。熱中症はどのような時に起こりやすいのか、熱中症の防止策はどうするのか、熱中症になってしまった時の対処法などを中心に説明をされました。
イラストがたくさんあって分かりやすく、「熱中症は危険なんだ」ということをあらためて気づかされた内容でした。