大学院生さん紹介:修士課程 看護学研究コース 2年 藤田 晴久さん

2016年05月30日

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藤田 晴久さん
武庫川女子大学大学院看護学研究科看護学専攻
修士課程 看護学研究コース 2年
広域実践看護学領域 基礎看護学分野
現在、大学病院で看護師長として勤務しながら大学院修士課程に在籍。2児の父でもある。

Q1 なぜ大学院に進学しようと思ったのですか。
A1 研究の基本的なやり方や思考を身につけるために、大学院に行きたいという気持ちは以前からありました。ただ、仕事や家庭のことなどを考えると、すぐに行動に移せなかったというのが正直なところです。でも、そういう環境が整ってきた時に良いタイミングで大学院のお話を頂き、武庫川女子大学大学院に進学しました。

Q2 看護師、夫、父親という役割がありながらの院生生活は大変ではないですか?
A2 仕事も環境も整えて入学したのですが、現実はやっぱり大変なところもありますね。仕事を優先せざるを得ないこともありますし。でも、職場の理解や家族の協力のおかげで、社会人の院生生活にも徐々に慣れていって、最近はうまくやれています。

Q3 なぜ武庫川女子大学大学院を選んだのですか。
A3 ずばり、研究指導をしてもらいたい教授がいたからです。

Q4 男性が女子大学に進学することに対して、抵抗はありませんでしたか。
A4 全くなかったです。そもそも看護師の職場も男性は少数ですからね。それに、武庫川女子大学の大学院は男女共学ですので。

Q5 修士課程の研究テーマを教えてください。
A5 テーマは看護倫理です。看護師の倫理観を高めるための教育的アプローチを実施し、道徳的感性を指標に倫理観の変化を量的に評価していくという研究です。研究フィールドは自分の職場です。研究フィールドがあることや、現場と密着した研究ができるということは働きながら学べる院生の強みかもしれませんね。

Q6 修士の学位取得後の進路は、現在のところどのようにお考えですか。大学院で学んだことをどのように活かしていきたいですか。
A6 現在働いている職場の看護研究のサポートを充実させたいと思っています。スタッフがやっている研究に対して、自分がお手伝いできるものが今よりも+αとなれば、現場の研究はさらに充実するのではないかと考えています。自分の肥やしというよりも、職場に還元するために大学院に来ているという感じです。その方が、モチベーションが上がりますしね。他の院生メンバーも個人のためというより、職場での臨床の課題を持って大学院に通っている人が多いので、とても良い刺激になります。

Q7 大学院の受験を考えている皆さんへ一言メッセージをお願いします。
A7 モチベーションが高い人達が集まってくるので、自身の視野を広げたい、見識を高めたいという人にとっては非常によい環境です。ぜひ入学してほしいと思います!


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