ベッド上での食事介助・口腔ケアはどうするの??(基礎看護技術演習Ⅱ)

2022年12月08日

1年生の基礎看護技術演習Ⅱでは、食事介助の演習と口腔ケアの演習を行っています。

寝たままの患者さまに食事介助を行うのですが、患者さまにおいしくかつ安全に食事を召し上がっていただくには、患者さまの姿勢や看護師側のベッドの高さなど事前準備がとても重要です。さらに、患者さまのこれまでの食生活についての情報も大事ですね。演習の中では、古川講師の食卓が紹介されていました。

さらに、コロナ禍の現在では感染拡大の機会とならないように、感染予防の観点からも細心の注意が必要です。

今日のメニューは、肉団子とお味噌汁、ひじきの煮物です。

水分を含む食事(お茶やお味噌汁)はトロミ剤を入れて寝たままでも食べやすくします。

寝たままで食べさせてもらった患者役の学生たちはどのような思いを感じたでしょうか。
トロミ剤を使用して食事をする患者さまの体験を通して患者さまの思いに気づく機会にもなりますね、貴重な体験です。

食事後には口腔ケアもしていきます。口腔内の構造や口腔ケアの仕方について片山教授より説明を受け、実際に実施します。

学生たちは、食事介助や口腔ケアの援助を行う必要性と難しさを実感していました。

 


コメントは受け付けていません。