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4年生授業 看護マネジメント
こんにちは。
4年生の講義「看護マネジメント」にお邪魔してきました。
「看護マネジメント」とはイメージつかないと思いますが、「医療事故」という言葉は聞いたことがあるかと思います。
今日の授業でも、「実際に起こった医療事故」を分析するため、『根本原因分析』という手法を使って考えました。
根本原因分析について説明する清水佐知子准教授
授業開始当初は、“患者取り違え事故の事例”を読んだ学生は
「自分もその場にいたら、(間違えてしまった医療従事者と)同じ行動や判断をしてしまったかもしれない」や、
「ところどころで患者さんの取り違えに気付きそうなヒントがあるのに、なんで患者さんを取り違えたんだろう」などでした。
「防護壁の穴がひとつでもずれていたら、手術をする前に取り違えに気付くことができたのに」
「教育体制やルールなどの根本原因が分かった」
来年は看護師として働いています。
点滴の管理演習(3年生)
今回は、成人看護学(慢性)の点滴管理演習のご紹介です。点滴は患者さんの命に関わる大事な看護の1つです。
薬剤名はダブルチェックで確認すること、投与する時間、投与する速さ、点滴が漏れていないかも必ず確認しましょう。
点滴管理の大切さを語る川端先生(手前)、種村先生(奥)
実習室では点滴管理についての講義を受けた後、実際に点滴を入れる速さを調節する練習をしました。点滴の管の点滴筒に落ちる滴の数で計算します。
1時間に100ml点滴を入れる場合は、成人用は20滴で1mlだから…
教室では特設の点滴固定ブースが設けられ、清潔で確実な固定をするにはどうすればよいかを学習していました。
学生の手技を温かく見守る南先生
布谷先生から固定テープを剥がす方向など細かな点を教わりました。
皆さん、丁寧にきちんと固定できていましたよ。病院実習でもしっかりね。
お弁当を使っての栄養管理授業(3年生)
今回は成人慢性看護の授業で「自分の昼食の中身を調べてみよう!」にお邪魔しました。学生さんはお弁当を開いてエネルギー量、たんぱく質や脂質の量などを計算して、普段の自分の食事パターンを知る学習をします。これは患者さんの栄養指導をする上でも覚えておくべき知識ですね。
学生が持参したお弁当は多種多様。
布谷先生が学生の個別質問に答えながら授業を進めていきます。「味付けに使った調味料のカロリーは?」普段、何気なく食べていたお弁当と格闘中。
より正確な数値を計算するため、計量をしているところコンビ二弁当はココに表示があるので計算しやすいゾ
美味しそうなお弁当のオンパレードでした。皆さん楽しそうに学習に取り組んでいました。あまりにおいしそうなので、ヨダレガ・・・(^^;)
基礎看護技術演習が始まりました
2年生の基礎看護技術演習が始まりました。
これから一年間をかけて看護技術を学びます。
まず初めに病院ではとても大事な感染予防の方法の演習です。
感染防御するエプロン、マスク、ゴーグル、手袋の付け方と外し方を学びます。
エプロン装着のデモンストレーション
次に自力で身体を動かすことができない患者さんにベッドのの端へ移動してもらう方法を習いました。
他にも身体の向きを変える方法や車いすやストレッチャーの移動など1時間目から4時間目まで演習は続きました。
間に休憩はありますが、おそらく学生はへとへとです。教員も。。。
演習は体力が必要。栄養つけて頑張ろう!
「今から患者さんを私の方へ引き寄せます。ボディメカニクスを意識して行いましょう」と田丸朋子先生
血糖測定演習(3年)
病院実習に向けて各領域の演習が始まっています。
この日は成人看護学(慢性)での血糖値測定の演習です。
「最近では、毎回針を刺さなくても、体に取り付けたままで血糖値を
モニタリングできる測定器もありますよ」
布谷先生の講義を真剣に聴く学生達
針を刺すのは怖々だけど、ちゃんと落ち着いて測定できました。
測定後には、感染の可能性がある針先や血液に触れずに安全に処理をする方法を実践しました。
患者さんに対しても自分自身に対しても安全・確実が大事ですね。
遊びの作成:小児看護学Ⅱ(2年生)
小児看護学Ⅱ(2年次後期)で、子どもに提供するための遊びを作成する演習を行いました。
あらかじめ、7つの事例のうち一つを割り振り、
その事例の成長発達や環境、疾患を考えた遊びを作ります。
使用するものは100円以内の安価な材料や廃材を使って作成してもらいます。
皆さん思い思いの遊びを考えて作成していました。
けん玉 意外に難しい?!
イノシシ年にちなんだトントン相撲
色紙部分を開くと、キャラクターが「ばぁ!」
他の学生が作成した折り紙キャラクターと組み合わせて、
出てくるキャラクターを変えても面白いですね。
子どもが安全に楽しめる遊びはどのようなものがいいのか、
考えて実習でも活用していきましょう!
基礎看護技術演習の見学:初期演習(1年生)
自分の看護ユニフォームを手にした一年生。
真新しいユニフォームに身を包み、身だしなみをばっちり整えて
2年生の基礎看護技術演習を見学しました。
真新しい実習衣に身を包んだ1年生
項目は2月25日の記事でお伝えした「採血」。
先輩が本物の注射針を持って、血管モデルに刺して採血の練習をする様子を
真剣に、食い入るように見つめます。
見られる先輩も照れと緊張が入り混じった表情をしています。
「来週はお互いの腕で本当に採血をするんだよ」と教えられて、
みなさんびっくりされていました。
一人の患者役さんの周りに看護師役, 見学の一年生, 清水佐知子先生
ちょっとした人だかりです
いい所見せたいと奮闘する (?) 2年生
1年担任の池田七衣先生も見守ります
現1年生が基礎看護技術演習を受けるのは来年4月からです。
今回の見学を通して、春までにモチベーションをしっかりあげてもらいたいですね。
絵本の読み聞かせ:小児看護学(2年生)
小児看護では子どもに絵本を読み聞かせる場面が多くあります。
退屈な入院生活のため、発達を促すためといった保育的な意味合いに加え、
苦痛を伴う治療や検査の時の気に紛らわす(ディストラクション)といった意味でも絵本は大活躍します。
そのため、2年生の「小児看護学Ⅱ」では絵本を読むという演習を授業の中で行っています。
各自好きな絵本を持ち寄り、ペアになって相手に読み聞かせます。
ポイントとしてはゆっくり、気持ちを込めて読むこと。
「、」で1秒、「。」で2秒数えて読むくらいのスピードとしています。
読んでいる自分の姿を後で確かめられるように、
スマホで読み手の姿を動画撮影し、どうだったか自分で確認します。
実際に子どもに読み聞かせるときには「ページをめくること」が好きだったり、途中で飽きてきたりと、
なかなか思うようにいかないこともありますが、
絵本を読むのが嫌いな子どもはいません。
実習でも楽しく読み聞かせられたら良いですね。
採血の演習:基礎看護学(2年生)
採血は、一般の人が思い浮かべる看護師の技術として、
最も認知度の高いものの一つではないでしょうか。
武庫川女子大学では、2年次の基礎看護学演習で採血を練習します。
まずは採血の準備をして、患者のもとに向かいます。
針とシリンジの接続をチェック
患者さん間違いを防ぐため、名前を確認します。
「お名前教えてもらっていいですか?」と患者さんに名前を言ってもらって確認します。
どの部分に刺すか、静脈を確認します。
「肘正中皮静脈は・・・」と、一緒に確認する清水佐知子先生
実際に刺す時にはモデルを装着して刺します。
シリンジの持ち方や角度を注意する田丸朋子先生
左手の位置や刺し方について指導する久米弥寿子先生
みんな刺す時には緊張しながら実施していましたね。
何度も練習して手技の確立と自信をつけていきましょう!
パンフレットの説明: 小児看護学Ⅱ(2年生)
小児看護学IIの授業のなかで、「パンフレットの作成・説明」の演習を行いました。
病気を持つ子どもやその家族に対して、
病気のことや薬のこと、検査のことや退院後の生活のことなど、
説明する機会は多くあります。
その説明時に口頭だけではなく、絵や文章を用いてわかりやすく説明する必要があります。
特に小児看護の場合、対象は子どもなので、
大人以上にかみ砕いた説明が必要になります。
今回の演習では、
ネフローゼ症候群、喘息、アデノイド増殖症の3事例のうちの1事例の一場面を設定して、その状況にあったパンフレットを作成し、
学生同士で説明し合いました。
ペア同士で、説明役・子ども役になり、
学生が作成したパンフレットをもとに説明します。
興味を持ってもらえるように
事例の子どもの好きな絵を書いたりしています。
実習でもパンフレットを作成する機会もあるので、今のうちから説明する練習をしてイメージを付けておきましょう。
初期演習:防災に関するプレゼンテーション(1年生)
「初期演習」は武庫川女子大学のすべての学科で、1年次に受講しなければならない必須科目です。
大学生として身につけるべき学習スキルを学びます。
今回の初期演習ではグループワーク、発表資料の作成、発表と、
一連の「プレゼンテーション」のスキルを身につけるための演習を行いました。
テーマは「防災」。
4人1グループで各自テーマに沿ったサブテーマを考えて、プレゼンテーションに臨みます。
絵を使って視覚的に見やすく発表したり、
大学周辺の避難場所といった、より具体的な説明もありました。
発表するだけでなく、
発表を聞いている側の学生は、
各グループの良かった点や改善したほうがいい点についても記載し、
分かりやすい発表の仕方を学んでいました。
これから2年生、3年生にあがるにつれてより専門的な授業や演習が入ってきます。
その中にはもちろんグループワークやカンファレンスがあり、
発表の場面は増えてきます。
今回の発表をふまえて聞き手に伝わる発表の仕方を覚えておきましょう。
基礎看護学:皮下注射の演習(2年生)
2年生になると、患者さんの生活の援助だけでなく、
いよいよ医療的な看護技術の演習もしていきます。
今回は皮下注射の演習場面についてです。
まずは清水佐知子先生のデモンストレーションからです。
人数が多い演習だと、後ろの人が見えにくくなるので、
後ろのプロジェクターからも見えるように撮影しながら説明をしています。
皮下注射について説明する清水佐知子先生
看護技術は何でも確認が大切です。
今日の演習でもしっかり5R(正しい患者、正しい薬剤、正しい時間、正しい投与経路、正しい投与量)で確認します。
消毒までは被験者の腕に実施して・・
実際に注射するのはモデルの腕をつけた状態で行います
「逆血しないか確認してね」と説明する谷口千夏先生
被験者の皮下脂肪の状態や注射の投与経路(静脈・筋肉・皮下など)によって、
針と皮膚との角度や挿入の長さも変わってきますね。
教員が一人一人の実施を確認しながら、確実に行えるように説明していました。
在宅看護学:褥瘡ケアの演習(3年生)
在宅看護学では家で病気を持ちながら生活している人の看護について学んでいきます。
3年次前期の「在宅看護学II」の授業で褥瘡(じょくそう)ケアを学びました。
褥瘡とはいわゆる「床ずれ」のことで、
皮膚が弱った高齢者や、自分で体を動かすことができない人の場合に、
体の下の皮膚が圧迫されて赤くなったり、時にはただれたりする症状のことです。
こういった褥瘡をどう評価するかについて、
事例をもとに新田紀枝先生より講義を受けました。
褥瘡のモデルを使用して、どうやってケアするかを学びます
実習室では、
体を動かせない方をベッド上で体位変換する方法について演習が行われました。
「背抜き」といって、体位を替えたり頭側をギャッジアップさせた後に背中の皮膚や服のずれを一気に整える方法を演習しました。
専用の袋を手に付けて背抜きを行うところを実演する阪上由美先生
また、車いすに乗っている方の体をしっかりと安定させるため、
体が垂直になるように体を移動させる方法も学びました。
体を移動させることを丁寧に説明される宗岡千晴先生
背中の皮膚のずれを除去する説明を行う久山かおる先生
生活のいろんな場面で褥瘡になるリスクが潜んでいます。
そのリスクをひとつづつ除去していくことは看護の重要な役割ですね。
それから「褥瘡」といえば…
3月10日(日)に本学で第16回日本褥瘡学会近畿地方会学術集会を開催します。
学術集会長の宮嶋正子先生、事務局長の藤本かおり先生はともに褥瘡ケアのエキスパートです。
市民公開講座として、武庫川女子大卒業生でもあるタレント・作家の遙洋子先生をお招きし、
『自分らしく最期まで生ききるために考えよう!介護』と題した講演も開催します。
参加費は無料、FAXまたはオンラインでお申し込みください。
精神看護学:ロールプレイとプロセスレコード(3年生)
精神看護学Ⅱの授業(3年生前期)では、
学生がペアになって精神疾患をもつ患者役と看護学生役に分かれて
ロールプレイングを行いました。
ロールプレイングを行っている様子
声が混じらないように間隔を開けて座っています
患者役の人柄は予め決まってはいますが、
アドリブも入れないといけません。
そのアドリブは学生によって様々で、看護学生役の人も振り回されていました。
学生の発想を楽しそうに聞く心光世津子先生
授業では、精神科で働く現役看護師さんも加わってもらい、
実際の患者役を熱演されていました。
日々接している看護師さんの意見を聞くことも大変勉強になりますね。
心肺蘇生の講義&演習(共通教育科目)
2018年度前期に開講された共通教育科目「知っておきたい救急処置」の演習レポートです。
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『心肺蘇生』という言葉、一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。
心臓マッサージや人工呼吸というとイメージしやすいでしょうか。
特に、夏は海水浴やプール遊びなどとても楽しい時期ですが、
残念ながら水に関わる事故が毎年起こりニュースにもなっています。
命を救うためには、発見してから救急車が到着するまでの一分一秒が勝負なのです!
この授業では、発見者が行う一次救命処置の方法を学んでいました。
この講義&演習は共通教育科目「知っておきたい救急処置」として開講され、看護学部以外の学生も選択できます。
今年度は36名の受講生のうち約6割が看護学部以外の学生さんでしたよ。
-宮嶋正子教授による講義風景-
一次救命処置について学びます
実際にモデルを使用して方法を学びます。グループに分かれて説明を受けます。
藤本かおり助教によるデモンストレーション
-心臓マッサージ-
-人工呼吸-
-AED(自動体外式除細動器)の使い方-
実際に挑戦してみましょう。
このモデル、実施者の手技を評価してくれるのです!さて、どうでしょうか。
少し苦戦している様子も見られましたが、学生同士でどうすれば良いのか考えながら取り組んでいました。
取り組む姿勢は真剣そのもの!命を救うことの難しさを学ぶことができたようです。
卒業論文発表会(4年生)
4年生の卒業論文発表会が行われました。
各指導教員のもとで行った研究を各自、発表します。
看護は対象となる人があってこそ成り立つので、
学生の立場でできる研究は限られてくるのですが、
しっかりとした自分のリサーチクエスチョンをもって研究に取り組んでいました。
発表はポスター形式で、図書館の一フロアを貸切る形で行いました。
ポスターが並んでいる様子
各発表者は自分のポスターの前に立ち、聞きに来てくれた人に説明や質問に応じます。
1年以上かけて明らかにした研究を説明します
学生の発表に真剣に向き合う阿曽洋子学部長
研究する中で「そうなんだ」と気づいた点や「なぜ」とさらに疑問になった点もあったと思います。
今回勉強になった部分を、来年度の看護師になったときにぜひ活かしてくださいね。
残るは国家試験!
いよいよカウントダウンに入ってきましたね。
教員一丸で応援しています。がんばれー!
在宅栄養療法の演習(3年生)
3年生の前期科目「在宅看護学II」の演習「胃瘻の管理」をご紹介します。
胃瘻は口から食事ができない方に栄養を注入するための、お腹から胃に入っている管です。
抜けてしまうと栄養が取れないだけでなく危険な合併症を起こす場合もあります。
きちんと管理方法を学習しましょう。
先生の実践的な指導に患者役の学生も聞き漏らすまいと真剣です。
いよいよ実践演習開始。バルーンは抜けていないかな?
バスタオルで皮膚の露出を避けて…
タオルでカテーテルの周囲を保護したらいよいよ管の周りを洗浄。
事前に泡立て方法を考えて「これだ!」と思うものを各自で持参して見せてくれました。
泡立てネット、ビニール袋、スポンジ、100均グッズ・・・など。
グループ内のほかの学生のモクモク泡に歓声が上がりました。
自慢の泡
こよりティッシュをつけて完成!
レクリエーションの演習(精神看護学)
3年次前期で行う演習の様子をご紹介します。
精神看護学Ⅱでは「レクリエーション」をテーマに演習が行われました。
レクリエーションとは一般的に「元気を回復するための休養や娯楽」であり、治療的意味合いとしても行われています。
レクリエーションのテーマをそれぞれ考え、個人またはグループで画材を使って作品を作りながら時を過ごす体験をしました
粘土、色鉛筆、画用紙など、様々な用具を使って何をするか、何を作るか想像を膨らませます。
書道をしている学生や、
塗り絵をしている学生や、
粘土を使う学生と、さまざまでした。
最後に、テーマと自分が作ったものを発表しました。
和気あいあいとみんなで楽しむレクリエーションや、黙々と無心で楽しめるレクリエーション、どれもいい味出してましたね。
精神看護学の実習でもいろんなレクリエーションを実施していきましょう。
ドキドキ!?の演習(成人看護学・慢性期)
3年生は10月から臨地実習でがんばっています。
実習に向けて前期(4~7月)に行われた学内演習の様子をご紹介します。
成人看護学(慢性期)では演習「脈拍測定、心電図モニター装着」を行いました。
教員から脈を看ることの大切さや測定方法、心電図の見方などの講義の後、まずは自分の橈骨動脈(手首の親指側で触れる動脈)で脈の回数や強さ、規則性などを確認します。
きちんと三本指をそろえて自分の脈を確認できました。
次に足背動脈(足の甲で触れる動脈)の測定です。
先生から「触れにくい人は脚を伸ばした姿勢で探してみてください」とのアドバイス。
でも、今の学生さんは足が長いので大変そう(^^;)。
「あなたの足背動脈はここで触れてますね。動脈がどこを通っているか、解剖の知識が必要ですよ。」
お互いに測定し合って、全員が自分とペア学生の検脈を体験しました。
一方のグループは心電図の装着演習を行いました。モニター・送電器の操作について説明を聞き、電極を貼る位置を確認してペアで波形を確認します。
「これ入れる場所間違えたらビリビリするかな?」
(ビリビリはしませんが波形が違ってしまうので正しい位置に入れてくださいね)
きちんと波形が表示できました。
橈骨動脈を触れて波形と一致しているか見てみましょう。
座った姿勢で測った脈拍と立って足踏みした状態ではどのくらい脈拍が変わるかな?
「わー、61/分から124/分になりました!」
「ドキドキする!」
この後、モニターを外すときには皮膚を引っ張らないようにやさしく剥がして、かぶれがないかもきちんと確認できていました。
脈を看ることは、対象者さんの状態を把握し、異常の早期発見につばがる大切な看護技術ですね。どの実習でも必ず行いますので確実に習得しておきましょう。
卒論ゼミ訪問(阿曽研究室)
1期生の実習が全て終わり、
いよいよ卒業演習と国家試験の勉強に本腰を入れる時期が来ました。
今日は阿曽洋子教授の研究室にお邪魔しました。
笑顔でポーズの3名さんです
前半は卒業演習。
阿曽研究室は8月上旬に同級生を被験者として清拭の実験を人工気象室で行いました。
そのデータを分析し、論文にまとめている段階です。
それぞれが準備してきた資料を配布し、ディスカッション
数字、グラフがたくさん並びます
研究は今までの看護の勉強とは雰囲気が違うので、難しく感じているそうです。
でも、「有意差が出るとうれしい!」と、研究者のようなコメントもくれました。
後半は国家試験の勉強会
みんなで同じ問題集を購入し、「今日はここからここまで」と決めて勉強してきます。
そして小テストをもちより、解説担当が解説をし、みんなで知識を深めます。
「ここ、わからへんかってん」「え、どこどこ?」
勉強した内容をどんどん書き込んでいきます
卒業論文の締切、国家試験の受験日、どちらも気になるところですが、
卒業を目指してがんばってください!!