カテゴリー「大学の授業」の投稿一覧
レクリエーションを体験しよう(3年生・精神看護学演習)
精神看護で行うレクリエーションは看護師と患者さんにとってのコミュニケーション・ツールの一つであり、治療的な意味もあります。
3年生の精神看護学演習では、学生自身が「喜び」「不安」など自由にテーマを決めて創作し、どんな意味があるのかを体感しました。
楽しかった夜の思い出を描く画伯
アンパンマン工場のジャムおねえさん?
楽しそうに作っていますね
心光世津子先生も作品に興味津々
この作品は…
白くまの親子
本日のランチ?
夢の家(トイレは屋外)
今日の体験が精神看護学実習で生かせるといいですね。
基礎看護技術演習Ⅰ ~食事の援助・口腔ケア~
7月12日(金) 食事の援助・口腔ケアの演習がありました。
治療上、起き上がることのできない患者さんの食事介助
患者さんのペースに合わせて、飲み込みはできたか、一口の量はこれでいいのか、どのようにしたら食べやすく安全に食事ができるのか・・・
目の見えない患者さんに対しての食事介助
お盆に食事がどの位置に置いてあるのかを一緒に確認、食器を置く位置の工夫・・・
色々な方法を試すことで食事介助の難しさや大切さを学ぶことができましたね。
山口晴美先生
美味しく安全に食事をするには口腔内の清潔も重要です。
学生にブラッシングの力加減やガーグルベースンの角度などをアドバイスする山口先生♡♡♡
人に口の中を見られたり触られたりするとどんな気持ちになるのか体験できましたね。
今後の実習に活かしましょう。
コミュニケーション技術演習(2年生)
初々しいユニホーム姿の2年生は、患者さんとのコミュニケーションについて考える演習をしました。パジャマを着ている学生は、心臓の病気で入院した成人期の女性の患者さん役をしています。
ベッドで横になっておられる患者さんに話しかけるのはどの位置が良いのか、椅子の位置はどこが良いのか・・・。
これで大丈夫かな?っと、ちょっと自信なさげに始まりましたが、だんだんと患者さん役の学生からも笑顔がたくさん見られるようになりました。
看護師役が全員終了した時点で、患者さん役を交えて振り返り。
「患者さんによって話したくないこともあるかもしれないし、どこまで掘り下げて聞いても良いんだろう?」「患者さんの表情や反応を見ながら判断することも必要ですね」
それぞれのグループで話し合った内容を発表していただきました。
患者さんとする話の内容だけでなく、表情、声の調子、大きさ、視線の位置、少し前傾姿勢のほうが良いなど、非言語的なコミュニケーションによる患者さんへの印象について、とても良い気づきがたくさん発表できていました。
この演習経験を大切にして、臨地実習でも頑張ってくださいね。
今回の演習指導教員:久米先生、片山先生、清水先生、田丸先生、山口先生(写真2枚目中央)、川原先生(写真1枚目中央)でした。
お疲れ様でした。
精神看護 ロールプレイ演習(3年生)
精神看護学では、臨床で出会う場面を想定して役を演じ、疑似体験を通じて学習する「ロールプレイ」の授業がありました。
心光先生の号令でロールプレイ開始!
設定:患者さんは、人とコミュニケーションが上手く取れず疲れてしまうと幻聴も強まります。学生の実習には協力したいけれど、正直はやく切り上げたいという場面。
学生が気になるけど、
イヤホンをつけてうつむく患者さん役(右)
何とか患者さんとコミュニケーションを
とろうと頑張る看護学生役(左)
患者役と看護学生役を入れ替わり、次の場面のロールプレイへ。設定患者さんのしんどさは分かったけど、どんなふうにかかわろうかな。
患者さんが好きな音楽や本の話をしてみようかな・・・。
声かけの内容や学生の判断に
やさしく声をかける寶田先生、谷口先生。
この授業には、臨床の看護師さんもサポーターとして参加してくだり、多くの体験に基づくアドバイスをいただきました。
良い学習が出来ましたね。
3年生 成人看護学演習 術前のケア・術後の離床援助
3年生の成人急性期の術前・術後の演習のご紹介です。
急性期看護学実習では、全身麻酔下で手術を受ける患者さんを受持ちます。
実習に行く前に術前・術後の援助の演習をおこなました。
術前看護で弾性ストッキング装着の援助の演習
術後看護は術後観察と離床の援助の演習です
患者さん役は4年生の先輩です。
実施後は先輩からよかったところやアドバイスをもらいます。
9月末からいよいよ実習がスタートします。
がんばれ3年生!!
3年生 創傷ケア演習
成人急性の創傷ケアの演習のご紹介です。
この授業では傷がどのように治るのかや、治癒を遅らせる要因などについて説明をうけ、手術のあとの合併症についても学習しました。
手術で挿入されたドレーンにはいろんな種類があり、挿入されている部位や目的も違うことから、きちんと知識を持って観察することが重要だと理解できました。
2限目には色々なドレーンの固定方法を実践したり、学生同士でガーゼやフィルムドレッシングを貼ったり剥がしたりの演習をしました。看護師が行う技術によって、感染を予防したり動きやすさに影響するのだとわかり看護ケアの重要性を再認識した授業でした。
ガーゼの固定はテープを引っ張らずに両サイドを撫でつけるようにやさしく。
テープの長さもちょうど良いと褒められました。
フィルム材は驚の薄さ。
でも皺なしできれいに貼れました(^^)v
病院実習でもがんばります!
2年生 小児看護学Ⅰ:小児救急について
2年生の小児看護学Ⅰという各論の授業の中で、
本日、中野こども病院 外来副看護師長の井上先生にゲストスピーカーとしてお越しいただきました。
井上先生は小児救急看護認定看護師としても活躍されていまして、
救急看護という特殊な場面における稀有なご経験の中から、
今日は小児科外来でのトリアージや、虐待の実際についてもご講義いただきました。
中野こども病院の井上幸子先生
その現場で活動されている看護師だからこそ経験する様々な事例や、
外来看護師として何ができるのかといった看護技術や家族へのサポートのお話もあり、
大変勉強になりました。
学生たちも、普段聞けない話に興味津々と耳を傾けていました。
成人看護学演習~呼吸音の聴診と酸素療法の演習~
3年生を対象に、呼吸を楽にする看護技術の演習でした。
酸素マスク、酸素ボンベなど、基礎看護技術演習で基本的なことは学んだものの。。。
その時は、具体的なイメージはついていませんでした。
学生を指導する布谷麻耶先生
しかし、今回は、実際にマスクの装着をして、呼吸に障がいのある患者さんになりきりました。
患者さん役は患者さんの苦しみや不安をイメージができ、看護師は患者さんを支えるために、必要な技術や生活に必要なことが何か考えることができた演習でした。
実習でこのような患者さんに出会って学んだことが活かせればいいですね。
3年生 精神看護学 グループコミュニケーション
3年生の精神看護学(グループアプローチ)の授業において
グループダイナミクスの演習を行いました。
今回は、グループでのコミュニケーションに焦点を当てました。
精神看護学では「人の話を聞く」ことが特に重要な看護技術になります。
こういった見えない技術は、体験しながら学んでいく必要があります。
今回、各5~6人で1グループとなり、
各人があるテーマで自分の体験について話をします。
その時聞き手側の態度の変化によって話し手がどう感じるのかを経験する演習です。
まずは自然に振る舞ってもらいます。
にこやかに自然に話を聞いてます
次は「聞かなきゃいけないから仕方なく聞いている」といった嫌々聞いている感じを出します。
よそ見をしたり、目を合わせません
最後に、「相手のことを理解したい、知りたい」という態度で尋ねたりもしながら聞いてみます。
前のめりで聞いています
さて、話し手の人はどう感じたでしょうね。
聞く姿勢ってほんとに大事ですね。
次に、複数グループが合わさって、各人が話をしてみます。
大勢を相手にするとまた雰囲気が変わりますね
最後には、45人のグループでのコミュニケーションを体験しました。
グループダイナミクスは、参加者一人ひとりの態度や人数などによっても違ってくるので、
グループアプローチではグループ構成も考える必要がありますね。
4年生授業 看護マネジメント
こんにちは。
4年生の講義「看護マネジメント」にお邪魔してきました。
「看護マネジメント」とはイメージつかないと思いますが、「医療事故」という言葉は聞いたことがあるかと思います。
今日の授業でも、「実際に起こった医療事故」を分析するため、『根本原因分析』という手法を使って考えました。
根本原因分析について説明する清水佐知子准教授
授業開始当初は、“患者取り違え事故の事例”を読んだ学生は
「自分もその場にいたら、(間違えてしまった医療従事者と)同じ行動や判断をしてしまったかもしれない」や、
「ところどころで患者さんの取り違えに気付きそうなヒントがあるのに、なんで患者さんを取り違えたんだろう」などでした。

「防護壁の穴がひとつでもずれていたら、手術をする前に取り違えに気付くことができたのに」
「教育体制やルールなどの根本原因が分かった」
来年は看護師として働いています。
点滴の管理演習(3年生)
今回は、成人看護学(慢性)の点滴管理演習のご紹介です。点滴は患者さんの命に関わる大事な看護の1つです。
薬剤名はダブルチェックで確認すること、投与する時間、投与する速さ、点滴が漏れていないかも必ず確認しましょう。
点滴管理の大切さを語る川端先生(手前)、種村先生(奥)
実習室では点滴管理についての講義を受けた後、実際に点滴を入れる速さを調節する練習をしました。点滴の管の点滴筒に落ちる滴の数で計算します。
1時間に100ml点滴を入れる場合は、成人用は20滴で1mlだから…
教室では特設の点滴固定ブースが設けられ、清潔で確実な固定をするにはどうすればよいかを学習していました。
学生の手技を温かく見守る南先生
布谷先生から固定テープを剥がす方向など細かな点を教わりました。
皆さん、丁寧にきちんと固定できていましたよ。病院実習でもしっかりね。
お弁当を使っての栄養管理授業(3年生)
今回は成人慢性看護の授業で「自分の昼食の中身を調べてみよう!」にお邪魔しました。学生さんはお弁当を開いてエネルギー量、たんぱく質や脂質の量などを計算して、普段の自分の食事パターンを知る学習をします。これは患者さんの栄養指導をする上でも覚えておくべき知識ですね。
学生が持参したお弁当は多種多様。
布谷先生が学生の個別質問に答えながら授業を進めていきます。「味付けに使った調味料のカロリーは?」普段、何気なく食べていたお弁当と格闘中。
より正確な数値を計算するため、計量をしているところコンビ二弁当はココに表示があるので計算しやすいゾ
美味しそうなお弁当のオンパレードでした。皆さん楽しそうに学習に取り組んでいました。あまりにおいしそうなので、ヨダレガ・・・(^^;)
基礎看護技術演習が始まりました
2年生の基礎看護技術演習が始まりました。
これから一年間をかけて看護技術を学びます。
まず初めに病院ではとても大事な感染予防の方法の演習です。
感染防御するエプロン、マスク、ゴーグル、手袋の付け方と外し方を学びます。
エプロン装着のデモンストレーション
次に自力で身体を動かすことができない患者さんにベッドのの端へ移動してもらう方法を習いました。
他にも身体の向きを変える方法や車いすやストレッチャーの移動など1時間目から4時間目まで演習は続きました。
間に休憩はありますが、おそらく学生はへとへとです。教員も。。。
演習は体力が必要。栄養つけて頑張ろう!
「今から患者さんを私の方へ引き寄せます。ボディメカニクスを意識して行いましょう」と田丸朋子先生
血糖測定演習(3年)
病院実習に向けて各領域の演習が始まっています。
この日は成人看護学(慢性)での血糖値測定の演習です。
「最近では、毎回針を刺さなくても、体に取り付けたままで血糖値を
モニタリングできる測定器もありますよ」
布谷先生の講義を真剣に聴く学生達
針を刺すのは怖々だけど、ちゃんと落ち着いて測定できました。
測定後には、感染の可能性がある針先や血液に触れずに安全に処理をする方法を実践しました。
患者さんに対しても自分自身に対しても安全・確実が大事ですね。
遊びの作成:小児看護学Ⅱ(2年生)
小児看護学Ⅱ(2年次後期)で、子どもに提供するための遊びを作成する演習を行いました。
あらかじめ、7つの事例のうち一つを割り振り、
その事例の成長発達や環境、疾患を考えた遊びを作ります。
使用するものは100円以内の安価な材料や廃材を使って作成してもらいます。
皆さん思い思いの遊びを考えて作成していました。
けん玉 意外に難しい?!
イノシシ年にちなんだトントン相撲
色紙部分を開くと、キャラクターが「ばぁ!」
他の学生が作成した折り紙キャラクターと組み合わせて、
出てくるキャラクターを変えても面白いですね。
子どもが安全に楽しめる遊びはどのようなものがいいのか、
考えて実習でも活用していきましょう!
基礎看護技術演習の見学:初期演習(1年生)
自分の看護ユニフォームを手にした一年生。
真新しいユニフォームに身を包み、身だしなみをばっちり整えて
2年生の基礎看護技術演習を見学しました。
真新しい実習衣に身を包んだ1年生
項目は2月25日の記事でお伝えした「採血」。
先輩が本物の注射針を持って、血管モデルに刺して採血の練習をする様子を
真剣に、食い入るように見つめます。
見られる先輩も照れと緊張が入り混じった表情をしています。
「来週はお互いの腕で本当に採血をするんだよ」と教えられて、
みなさんびっくりされていました。
一人の患者役さんの周りに看護師役, 見学の一年生, 清水佐知子先生
ちょっとした人だかりです
いい所見せたいと奮闘する (?) 2年生
1年担任の池田七衣先生も見守ります
現1年生が基礎看護技術演習を受けるのは来年4月からです。
今回の見学を通して、春までにモチベーションをしっかりあげてもらいたいですね。
絵本の読み聞かせ:小児看護学(2年生)
小児看護では子どもに絵本を読み聞かせる場面が多くあります。
退屈な入院生活のため、発達を促すためといった保育的な意味合いに加え、
苦痛を伴う治療や検査の時の気に紛らわす(ディストラクション)といった意味でも絵本は大活躍します。
そのため、2年生の「小児看護学Ⅱ」では絵本を読むという演習を授業の中で行っています。
各自好きな絵本を持ち寄り、ペアになって相手に読み聞かせます。
ポイントとしてはゆっくり、気持ちを込めて読むこと。
「、」で1秒、「。」で2秒数えて読むくらいのスピードとしています。
読んでいる自分の姿を後で確かめられるように、
スマホで読み手の姿を動画撮影し、どうだったか自分で確認します。
実際に子どもに読み聞かせるときには「ページをめくること」が好きだったり、途中で飽きてきたりと、
なかなか思うようにいかないこともありますが、
絵本を読むのが嫌いな子どもはいません。
実習でも楽しく読み聞かせられたら良いですね。
採血の演習:基礎看護学(2年生)
採血は、一般の人が思い浮かべる看護師の技術として、
最も認知度の高いものの一つではないでしょうか。
武庫川女子大学では、2年次の基礎看護学演習で採血を練習します。
まずは採血の準備をして、患者のもとに向かいます。
針とシリンジの接続をチェック
患者さん間違いを防ぐため、名前を確認します。
「お名前教えてもらっていいですか?」と患者さんに名前を言ってもらって確認します。
どの部分に刺すか、静脈を確認します。
「肘正中皮静脈は・・・」と、一緒に確認する清水佐知子先生
実際に刺す時にはモデルを装着して刺します。
シリンジの持ち方や角度を注意する田丸朋子先生
左手の位置や刺し方について指導する久米弥寿子先生
みんな刺す時には緊張しながら実施していましたね。
何度も練習して手技の確立と自信をつけていきましょう!
パンフレットの説明: 小児看護学Ⅱ(2年生)
小児看護学IIの授業のなかで、「パンフレットの作成・説明」の演習を行いました。
病気を持つ子どもやその家族に対して、
病気のことや薬のこと、検査のことや退院後の生活のことなど、
説明する機会は多くあります。
その説明時に口頭だけではなく、絵や文章を用いてわかりやすく説明する必要があります。
特に小児看護の場合、対象は子どもなので、
大人以上にかみ砕いた説明が必要になります。
今回の演習では、
ネフローゼ症候群、喘息、アデノイド増殖症の3事例のうちの1事例の一場面を設定して、その状況にあったパンフレットを作成し、
学生同士で説明し合いました。
ペア同士で、説明役・子ども役になり、
学生が作成したパンフレットをもとに説明します。
興味を持ってもらえるように
事例の子どもの好きな絵を書いたりしています。
実習でもパンフレットを作成する機会もあるので、今のうちから説明する練習をしてイメージを付けておきましょう。
初期演習:防災に関するプレゼンテーション(1年生)
「初期演習」は武庫川女子大学のすべての学科で、1年次に受講しなければならない必須科目です。
大学生として身につけるべき学習スキルを学びます。
今回の初期演習ではグループワーク、発表資料の作成、発表と、
一連の「プレゼンテーション」のスキルを身につけるための演習を行いました。
テーマは「防災」。
4人1グループで各自テーマに沿ったサブテーマを考えて、プレゼンテーションに臨みます。
絵を使って視覚的に見やすく発表したり、
大学周辺の避難場所といった、より具体的な説明もありました。
発表するだけでなく、
発表を聞いている側の学生は、
各グループの良かった点や改善したほうがいい点についても記載し、
分かりやすい発表の仕方を学んでいました。
これから2年生、3年生にあがるにつれてより専門的な授業や演習が入ってきます。
その中にはもちろんグループワークやカンファレンスがあり、
発表の場面は増えてきます。
今回の発表をふまえて聞き手に伝わる発表の仕方を覚えておきましょう。