カテゴリー「大学の授業」の投稿一覧
血糖自己測定、インスリン自己注射の体験
成人看護学Ⅱ(慢性期)の演習では、糖尿病などの疾患により血糖値を下げる治療が必要となった患者さんの看護について学びました。
まずは、講義を聞いて、疾患・治療、患者さんが実際にご自身で管理している内容について学びます。
では、実際に血糖自己測定、インスリン自己注射を体験してみましょう。
血糖自己測定の様子。
針の穿刺は痛いですよね。患者さんは毎日していますよ。
次は、インスリン自己注射。
腹部モデルを装着して行います。
まずはアルコール綿花で消毒します。
インスリン注射器を腹部に注射したまま、1.2.3.4.5と数えて、
注射器の後ろ白いボタンを押したまま注射器を腹部から抜きます。
実際に、患者さんが生活の中で行っている治療を体験することで、3年生はどのようなことを感じてくれたでしょうか。
9月からの病院実習に向けて、この時期3年生はたくさんの講義・演習を乗り越えなくてはなりません。
大変なこともたくさんありますが、臨地実習でのより深い学びに繋がるよう一緒に頑張りましょう!!
※成人看護学Ⅱ(慢性期)の演習では、この他にもたくさんの患者さんの生活体験を踏まえた演習を行っています。
包帯法って難しい・・・!?(基礎看護技術演習Ⅲ)
2年生は包帯法の演習を行いました。
一般的には巻軸包帯、三角巾、腹帯などを用いて、創部の保護や骨折部位の固定を行うことを包帯法といいます。包帯法といっても包帯を巻く場所によっても巻き方の方法はさまざまです。学生たちは、この演習で基本的な包帯法の巻き方について学び、看護師役と患者役のペアになりお互いに実施しました。
先ずは、前腕に創傷があると仮定しガーゼで傷の部分の保護を行い、そこから包帯を用いて保護していきます。
写真:螺旋帯で巻いているところです、「幅をそろえて、丁寧に・・・」と学生
写真:折転帯に挑戦しているところです、「先生、難しいです・・・」と学生
包帯で保護した左腕を三角巾を用いて固定していきます。
写真:三角巾で固定できたところです、「先生、見てください!!」と学生
学生たちは2年生になりさまざまな診療補助技術を学んでいます。1つ1つの学びと経験を振り返り、現場に役立つ技術を身につけてくださいね。
老年看護学Ⅱ演習 高齢者交流&高齢者疑似体験
4月20日、4月27日に3年生が「老年看護学Ⅱ」の授業で、高齢者交流と高齢者疑似体験の2種類の演習を行いました。
写真①
「高齢者交流」では高齢者との交流を通して、ご協力いただいた高齢者の方の生きてこられた生活の背景や価値観、身体的・精神的・社会的な変化がどのようなものかを理解できるように取り組みました。コミュニケーションの方法についても、事前学習を行ってから演習に臨みました。
写真① 高齢者さんに学生が質問をしています。
写真②
「高齢者疑似体験」では、感覚器の機能低下(白内障、加齢性難聴、手指の細かな動作の低下)について、体験を通して学びました。
白内障の視覚(水晶体が黄色く濁り黄色に見える)が体験できるゴーグル、老人性難聴が体験できるイヤーマフを装着し、高齢者の感覚を体験しました。
写真② ゴーグルとイヤーマフを装着して大豆と小豆を箸でつかんでいます。
高齢者さんとの交流でたくさんのお話を聞くことができました!また、学生にも高齢者さんからたくさんの励ましのお言葉をいただきました!
高齢者疑似体験を通して、高齢者さんを理解するためには重要な体験だったのではないでしょうか。
ご協力していただきました西宮市シルバー人材センターの会員様にお礼を申し上げます。
呼吸を楽にするための援助とは??(基礎看護技術演習Ⅲ)
ゴールデンウイークが明け、2年生は久しぶりの演習です。今日は「酸素療法」の演習です。
酸素療法はなんらかの原因により血中の酸素が欠乏した際に、大気中にある酸素濃度より濃い酸素を投与することで呼吸状態を改善する治療法です。事前の講義で学習していますが、実際にどのように扱うのかは初めての経験です。学生たちは演習レポートに目を通しながら、集中して教員の説明に耳を傾けていました。学生たちは写真で示される教員からの問いを考えながら学びを深めていきました。
「酸素療法の目的と適応は何でしたか?」
「瓶の中に滅菌蒸留水を入れるのはなぜでしょうか?」
「鼻腔カニューレ」や「酸素マスク」の特徴についても学習し、実際に学生同士で患者役、看護師役になりながら酸素療法の方法について学びました。さらに、酸素療法を受ける患者の思いや苦痛を想像しながら、看護師としてどのように援助するか考え,学びを深めていました。
「酸素マスクを装着する際には,
日々、学ぶことも高度になり難しいこともたくさんありますが、毎日の積み重ねを大事にしていきましょうね。
第59回体育祭が開催されました
第59回体育祭が5月13日(土)・14日(日)に行われました。
今年のテーマは青春 againです。
今年はようやくコロナ前にもどって競技が復活しました!
講堂では、開会式の後に伝統の応援合戦が行われました。
食物栄養学科と食創造学科の合同チームが優勝しました!
かご逃げ玉入れです。逃げる相手チームのかごを狙って玉を入れます。
見事に勝ちました!
看護学科1年生が参加したしっぽとり競技の様子です。
ズボンに挟んだしっぽ(ベルト)を多くとったチームが勝ちになります。
ゲーム開始時には、そろそろと様子をうかがいながらコートの中に進んでいきますが・・。
段々ヒートアップ!素早い動きで相手チームのしっぽを取り合います。
1Aメンバー。楽しくいきましょう!
裸足でゲームに参加した1A担任と1Aのメンバー
まったり観戦している1Bのメンバーと担任
しっぽを守り抜いた1Bチームのメンバー
皆さん、試合後はいい笑顔になっています!
「祖母との同居…住みやすい住宅ってどんなの?」在宅看護学Ⅱのグループワーク演習
3年生在宅看護学Ⅱ演習の授業で「在宅看護学における療養環境の調整」のグループワーク演習を行いました。
高齢の祖母と同居することになった女子大生のあなた、家族にとって住み心地のよい住宅に改修します。
広ーい敷地に改修予算を気にせず、設計してみましょう。
さて、どんな間取りができあがるでしょうか…。
「縁側作る?」「玄関やトイレ、手すりいるよね」
グループで発表し合いましょう。
「なるほど~」「ここは、バリアアリーだね」
素敵なおうちができあがりました。
おばあちゃん、喜びますね。
楽しかった丹嶺学苑研修!
1年生の最初のイベント「丹嶺学苑研修」です。
武庫川女子大学では神戸市北区にもキャンパスがあります。
以前は宿泊研修だったのですが、コロナ禍となってからは日帰りの研修をしています。
朝9時に中央キャンパスを出発!
10時に到着しました。あいにくの雨模様。
今年はグループに分かれて写真撮影大会を行いました。まずは写真撮影大会のオリエンテーションです。
最も映える写真を競います。グループで撮影して写真を1枚選んで投稿します。
グループ内で自己紹介をします。はじめて話す学生さんも多く、親しくなります。
丹嶺学苑はとても広いので散策しながら写真スポットを探します
みなさん、楽しそうですね。
みんなで共同作業をしながら、話をして仲良くなれたという感想も多くありました。
昼食はお弁当が出ます。写真を撮り忘れたのですが、おいしかったです!
各グループ1、2分でプレゼンテーションをします。4年間の抱負なども交えながらPRしてくれました。
投票の結果1位となったのはこちらの写真です。おめでとうございます!
あっという間の1日でした。4年間このメンバーでがんばっていきましょう!
口腔内・鼻腔内吸引手技の難しさを実感(基礎看護技術演習Ⅲ)
2年生になり1ヶ月が過ぎました。2年生では、看護師として不可欠の安全・安楽を考慮した確実な治療処置技術を身につけるための基礎看護技術演習Ⅲが開始されます。本日は、その演習の1つである「口腔内・鼻腔内吸引」の技術演習についてご紹介します。
口腔内・鼻腔内吸引は患者さんにとって苦痛を伴う援助の一つです。技術を正しく実施するために関連する基礎知識を復習し、なぜそのように行う必要があるのかという根拠づけを大事にしながら演習を行います。
写真:事前課題で提示した学生の解剖図の絵を活用し、教員が吸引時に注意すべきポイントを説明している場面
演習の導入を行ったあと、教員のデモンストレーションを見学します。
写真:教員のデモンストレーションを見学している場面(頭上のモニターでも細かい手技を確認)
初めの手技に少し戸惑い気味ですが、学生たちは教員の説明を聴きながら演習レポートに大事な点をメモしています。
いよいよ実践です。吸引を実施する直前までは学生が患者役を実施し、吸引直前で口腔ケアモデルを利用し吸引を実施します。
写真:「今からお口の中に管を入れて吸引を行いますね」と看護師役の学生が患者役の学生に声かけしている場面
「なぜ、そうするの??」「なぜ、そう考えたの?」と教員からの発問に根拠を考える難しさを実感する一方でわかった時のうれしさも実感しながら学生たちは学びを深めていました。
友達を作ろう!仲間づくりワークショップ
武庫川女子大学では新入生が大学生活をスムーズに開始できるように「仲間づくり」をサポートしています。入学して2回目の登校日に「仲間づくりワークショップ」を開催しました。
入学式の後に学生さんの好きなもの、趣味などを聞いて、グループ分けをして、2回目の登校日の朝に早速、好きなもの同士で集まって交流をしました。
K-POP、ジャニーズ、アニメ、ドラマ、ゲーム、動物、スポーツなどなど。好きなものだけではなく、同じ出身地でも集まって交流を深めました。
連絡先も交換して、大学生活の不安が少しは解消しましたか?
BLS(一次救命処置)演習を行いました!-成人看護学Ⅱ-
3年生の成人看護学Ⅱの授業で、BLS(一次救命処置)演習を行いました。
高校の授業や自動車の教習所でやったことはあるものの、できるかな?と不安そうな学生達…
まずは教員によるデモンストレーションの見学です。
みんな真剣なまなざしで学習してくれています。
そして、いざ実践です!!
人形とAEDのデモ機を用いて、2人1組で行いました。
互いに協力しながらの胸骨圧迫とAEDの操作、うまくできたでしょうか?
「想像していたよりも、体力が必要で大変でした。」
「一定のリズムで胸骨圧迫をすることが難しい!」
「できるだけ多くの助けを呼ぶ事、周りの人との連携が重要と感じました。」
様々な感想が寄せられました。
今日の学びを少しでも実践に活かせられるといいですね!!
とても楽しい!絵本と遊びの演習
2年生の小児看護学Ⅱでは、絵本の読み聞かせとおもちゃを制作して遊ぶ演習を行いました。
小児看護学実習では、病院や保育園・幼稚園で実習を行います。子どもたちと関わる中で、遊びや絵本の読み聞かせを通じて信頼関係を築いていきます。
絵本の読み聞かせでは、学生が好きな絵本を持ってきて、互いに読み聞かせを行います。自分のスマートフォンで読み聞かせをしている様子を動画撮影し、自身でどのような速さで読んでいるか、笑顔で読めているか、子どもの方を見ながら読み聞かせができているかを確認します。
最初は緊張しますが、だんだん上手に読めるようになります。
病院実習では、おもちゃを作って子どもと遊ぶこともあります。
実習中であってもすぐに制作ができるように、学内で作ってみます。
紙コップでかわいいパクパクするウサギとパンダができました。
また、病院実習ではパンフレットを制作して、患者さんへ処置や病気の説明をすることもあります。
患者さん一人一人に合ったパンフレットを制作して説明します。
老年看護学Ⅰ 高齢者疑似体験演習
1月12日,1月19日 老年看護学Ⅰの演習で高齢者疑似体験を行いました。
白内障の視野が体験できるゴーグル、老人性難聴が体験できるイヤーマフ、腰が曲がった姿勢や杖歩行が体験できるシニアポーズを装着し、高齢者の感覚を体験しました。(写真①)
(写真①)高齢者疑似体験スーツ(シニアポーズ)を装着して体験中
高齢者さんへの食事の援助については、むせ込みを防ぐためのトロミがついたお茶を飲んだり、口腔ケアや義歯の取り扱いについて学習しました。
演習を通して高齢者さんの気持ちを知る良い機会になったのではないでしょうか。
この体験を通して学んだことや気付きを、教科書で学んだことと結び付けましょう。
しっかりと知識を定着させて、高齢者さんへの看護に生かして下さいね!
笑顔で聴診できるでしょうか?
2年生の小児看護学Ⅱでは、バイタルサイン演習、点滴の固定の演習をしました。
呼吸数測定、心音の聴診、脈拍数の測定などができるバイタルサインベビーを使ってバイタルサイン測定をします。
バイタルサインを測定している時に、怖い顔にならずに笑顔で測定できるようスマートフォンを使って表情や声掛けの様子を動画撮影。
笑顔で測定することの難しさを実感できますね。
身長測定や体重測定もします。
点滴の固定の演習ではまず教員のデモンストレーションを見学。
その後、実際に点滴の針を刺入して、
点滴が安全にできるようにシーネで固定します。
来年からの小児看護学実習に向けて、イメージができたでしょうか?
甲子園会館って知ってますか?
1年生の初期演習Ⅱ(生活と看護)のプログラムで甲子園会館の見学に行きました。
甲子園会館は、日本の近代建築史上重要な文化遺産であり、本学が誇る後世に残る建造物です。現在は、本学の建築学部の学舎として利用されていますが、外観はほぼ甲子園ホテルとしての開業当時の姿を伝えています。甲子園会館の開業が 1930 年、本学の開学が 1939 年とほぼ同時期であり、現在に至っています。
感染予防対策もしっかりして,行ってきます!!
甲子園会館の職員さんの案内を聞き、館内と庭園の見学をしました。
説明を聞きながら,建築美に感動しています。
しっかりと説明を聞き、時折質問している様子も見受けられました。
甲子園会館の見学を通じて、伝統とは常に時代の変化とともに新たに受け継がれていくもので、常に進化し続けていくものであることを感じ取ることができたのではないでしょうか。
NHKの朝ドラでも使われた応接室のソファーに座らせてもらいました!
Aクラス
Bクラス
後期の試験が始まる大変な時期ですが,陽が気持ちよく,みんな良いリフレッシュになりました!
基礎看護学実習Ⅱに向けてシミュレーション演習を行っています!!
2年生は来年2月から基礎看護学実習Ⅱが始まります。
学生たちは1年生のときに基礎看護学実習Ⅰで初めて病院実習を行い、患者さんの療養生活の場を見学してきました。
そして、来年2月いよいよ基礎看護学実習Ⅱです。この実習で初めて、1人の患者さんを受け持ち「受け持ちの患者さんに必要な援助は何か??」を考えていきます。
学生たちは、1年生のときに学習した専門知識や基礎看護技術などを振り返り「どのように血圧を測定するのか」「どのように呼吸の観察を行うのか」など高機能シミュレーターを用いて、教員が設定したシナリオでシミュレーションを行います。
シミュレーションが終了すると患者さんの状態を確認するためには何の情報が必要なのか??どのような観察を行ったらよいのか??患者さんの状態に応じてグループで振り返りを行いました。
たくさんの緊張と不安がありますが、グループメンバーや担当教員と一緒に受け持ち患者さんの看護を考えていきましょうね。
※今年度から本学には新しいシミュレーターがやって来ました。学生たちの学びに力を貸してくれています。現在、新しいシミュレーターの名前を募集しています♡
高機能シミュレーターとは:遠隔操作でシミュレーター(人形)に血圧や脈拍、顔色を設定し、学生たちが測定を行います。また、付属のモニターに心電図を映し出すことも可能です。本学では、最新のシミュレーターを導入しています。
コミュニケーションの楽しさと難しさを実感(基礎看護学技術演習Ⅰ)
1年生の基礎看護学技術演習Ⅰでは、コミュニケーション技術について学んでいます。
学生が患者役となってシナリオに沿って、看護師役の学生とコミュニケーションをとります。
その後、観察していた同じグループのメンバーとともに振り返りを行い、グループワークを進めます。
コミュニケーションは、奥が深いです。
「言葉で語られない相手の思いをどのように汲み取るか」「看護師として患者さまにどのような姿勢でかかわるのか」コミュニケーション技術を通して、学生たちは患者さまに誠実にかかわる姿勢とは何かを考えようとしていました。
1年生はあと数ヶ月で病院に臨地実習に行き、患者様とかかわります。不安と緊張の中、何を話してよいのか困ってしまうこともたくさんありますね。
少しずつ自然にかつ目的を持ったコミュニケーションがとれるようになっていきましょう!!
ベッド上での食事介助・口腔ケアはどうするの??(基礎看護技術演習Ⅱ)
1年生の基礎看護技術演習Ⅱでは、食事介助の演習と口腔ケアの演習を行っています。
寝たままの患者さまに食事介助を行うのですが、患者さまにおいしくかつ安全に食事を召し上がっていただくには、患者さまの姿勢や看護師側のベッドの高さなど事前準備がとても重要です。さらに、患者さまのこれまでの食生活についての情報も大事ですね。演習の中では、古川講師の食卓が紹介されていました。
さらに、コロナ禍の現在では感染拡大の機会とならないように、感染予防の観点からも細心の注意が必要です。
今日のメニューは、肉団子とお味噌汁、ひじきの煮物です。
水分を含む食事(お茶やお味噌汁)はトロミ剤を入れて寝たままでも食べやすくします。
寝たままで食べさせてもらった患者役の学生たちはどのような思いを感じたでしょうか。
トロミ剤を使用して食事をする患者さまの体験を通して患者さまの思いに気づく機会にもなりますね、貴重な体験です。
食事後には口腔ケアもしていきます。口腔内の構造や口腔ケアの仕方について片山教授より説明を受け、実際に実施します。
学生たちは、食事介助や口腔ケアの援助を行う必要性と難しさを実感していました。
明日は卒業研究発表会!
明日は卒業研究の発表会があります。
そのため、4年生は発表練習の大詰めです。
小児看護学分野の藤田ゼミの様子
テーマは、医療的ケア児、移行期医療、プレパレーション、親の付き添いなどです。
看護学部では3年生の1月頃に学生が希望する分野をもとにゼミが決められます。
4年生の4月に担当教員が決定して本格始動となります。
ゼミでは、就職活動の相談や国家試験対策の支援もしています。
時に真剣に、時に和気あいあいと楽しくゼミをしています。
倫理的な課題について話し合う(小児看護学概論)
現在、1年生後期の小児看護学概論ではグループワークをしています。
倫理的な課題として以下の4つの事例をもとにグループワークを展開中です。
A:中心静脈カテーテルの消毒を嫌がる4歳のA君への対応
B:脳性まひのあるBちゃんが気管カニューレを抜かないように抑制する(手足を動かないようにする)ことへの葛藤
C:病棟の規則に反して相部屋での付き添いを希望するCちゃんのお母さんへの対応
D:神経学的な回復が難しい(話したり、笑ったりができない)低出生体重児のDちゃんの治療の差し替えを希望する両親への対応
いずれも明確な答えを出すことが難しい事例です。看護ではこのように決まった答えがない場合もあります。
子ども、家族、看護師、医師、それぞれの立場でどのように対応することがベターであるかを検討していきます。
自己紹介をしながら、真剣にグループワークをしました。
来週は検討内容の発表です。
基礎看護技術演習Ⅲ~注射法~
2年生の基礎看護技術演習Ⅲでは、注射法の演習が始まりました。注射の技術は、1年生の基礎看護技術や解剖・
《教員とともに皮下注射部位を確認し注射モデルに実施をしている場面です》
学生たちは、初めて触れる注射器や注射針の取り扱いに苦戦したり、初めての経験にとても緊張していました。そして、患者役を通して注射をされる患者さんの思いや身体的な侵襲について考えながら、安全に注射を行うことの難しさを感じていました。患者さんへの安全・安楽な技術を習得するために、練習を行いスムーズにできるように頑張りましょう!!
《注射モデルを装着した患者役の学生に筋肉注射を実施している場面です》
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