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大学院保健師コース院生主催の健康測定会@まちcafeなごみ

2024年10月11日

大学院看護学研究保健師コースの院生5名が、
まちcafeなごみで健康測定会を開催しました。

まちcafeなごみは、地域にお住まいの方の誰もが利用することができ、交流スペースとして毎週月曜日から土曜日まで毎日オープンしているカフェです。
年齢や心身の状況等によって分け隔てることなく、だれもが参加することができる地域福祉活動の展開を目的とした常設の拠点、「共生型交流拠点」として活動されています。

保健師コースの院生は、地域にお住まいの方々の健康や生活の実態を知るため、毎月、まちcafeなごみにフィールドワークに行っています。
普段は、まちカフェなごみ主催の「つどい場カフェ」や「まちのがっこう」、「まちのよろず屋」に参加していますが、今回は院生が健康測定会を企画しました。

健康測定会では、骨の健康チェック、血圧測定、健康相談を行いました。当日は、地域にお住まいの11名の方にご参加いただきました。


骨の健康度を測定してみましょう


日頃、健康のために意識していることはありますか?

地域にお住まいの方々の日頃の食生活や健康意識など、普段はなかなか聞けないお話をゆっくりお伺いすることができ、貴重な学びの機会となりました。

ご参加いただいた方からは、「骨の測定は機会があまりないから、来てよかった」「骨の健康についてお話ができてよかった」「日頃の食事で、骨に良い食品が摂れていることが知れた」という声が聴かれました。

まちcafeなごみのスタッフさんからは、「食事バランスを日頃から気を付けられるよう、声掛けしていくことも大切だと感じた」「今回の測定会で利用者さんが嬉しそうに話している様子が見られてよかった」という言葉をいただきました。

今回、まちcafeなごみで実施した、骨の健康チェックを含む健康指標の測定や血圧測定は、武庫川女子大学看護学部まちの保健室・健康相談ひろばで実施しています。

次回は、 10月23日(水)10:30~12:00 に武庫女ステーションキャンパスレクチャールーム(阪神電車 鳴尾・武庫川女子大学前駅 高架下)にて「健康相談ひろば:健康相談(乳幼児からご高齢の方まで対象)」を行います。

詳しくは、下記のURLをご参照ください。

https://www.mukogawa-u.ac.jp/~kango/health/health.html

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

まあいいかCafe&Marcheの開催

2024年10月09日

9月21日(土)に、まあいいかCafe&Marcheが鳴尾・武庫川女子大前駅のLavy’s Caféとムコジョ・ステーションキャンパスで開催されました。

 

まあいいかCafe入口の様子

 

まあいいかCafeは、認知症のある方々が働くことを通して、人と接し社会とつながり、「まあいいか」という温かなこころで受容し合い一緒に楽しむcafeです。

参考URL:武庫川女子大学HP まあいいかCafeについて
https://info.mukogawa-u.ac.jp/publicity/eventsdetail?id=781

キャストとして接客をするのは認知症を抱えて生活をされている方々です。今回は7名の方のご参加がありました。

 


オープン前の全体打合せの様子

接客する認知症の方のサポートとして、看護学部の学生さん5人がボランティアとして参加させていただきました!

 

キャストさんを学生がサポートしている様子①

 

キャストさんを学生がサポートしている様子②

 

たくさんの方のご協力もあり、有意義な時間を過ごすことができました。学生さん達も貴重な体験ができたと思います!

 

3年生対象 実習施設就職説明会

2024年09月28日

2024年度は、8月5日、6日の1.5日間にわたって、実習施設様を対象とした就職説明会を開催いたしました。

今年度は以下の21施設様にご参加いただきました。
<8月5日>
・市立伊丹病院
・医療法人 協和会
・大阪大学医学部附属病院
・社会福祉法人石井記念愛染園附属 愛染橋病院
・社会福祉法人 サンシャイン
・独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院
・医療法人尚生会 湊川病院
・社会医療法人渡邊高記念会 西宮渡辺病院
・地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
<8月6日>
・医療法人信和会 明和病院
・地域医療機能推進機構( JCHO )大阪病院
・兵庫医科大学病院
・医療法人社団清和会 笹生病院
・医療法人光愛会 光愛病院
・明石こころのホスピタル
・西宮市社会福祉事業団 西宮市訪問看護センター
・西宮すなご医療福祉センター
・大阪大学歯学部附属病院
・市立豊中病院
・社会福祉法人恩賜財団 大阪府済生会吹田病院
・兵庫県立尼崎総合医療センター
(施設名はご発表順に掲載)

ご参加いただきました施設の皆様、本当にありがとうございました。
病院の理念や看護部の理念、力を入れて取り組んでおられる新人教育・継続教育の特徴を中心に、各施設様の特色をご説明を頂きました。
いくつかの施設様からは、本学の卒業生も一緒にご参加いただきました。
就職を決めた理由や就職してからのご自身の経験、後輩たちへのメッセージなどを話してくださり、その頼もしく成長した姿に教員一同感動しておりました。

☆卒業生のホームカミングデー☆

2024年09月28日

2024年8月5日の午後に卒業生のホームカミングデーを開催しました。
まずは、卒業生と、これから就職活動・実習が始まる3年生との交流会が行われました。

3年生は午前中に実習施設就職説明会があり、朝はとても緊張した面持ちでしたが、先輩たちだけのホームカミングデーでは緊張が解けたのか、
「具体的にいつから就職活動を始めましたか?」
「今の病院を選んだ理由は何ですか?」
「実習はどうやって乗り切りましたか?」
「どの実習が大変でしたか?」などなど、先輩たちにたくさん質問をしていました。
卒業生はそんな後輩たちの質問にとても親身にアドバイスをしてくれていました。

その後、卒業生と教員との座談会を行いました。
卒業生の元気な表情を見て安心しながら、卒業生の奮闘中の近況報告を聞かせてもらい、あっという間にお開きの時間となりました。
またいつでも遊びに来てくださいね!

「小児看護学実習」実習前の演習

2024年09月20日

いよいよ3年生の分野別実習がスタートしました。

武庫川女子大学では、成人看護学(急性)・(慢性)、母性看護学、老年看護学、精神看護学、在宅看護学などの実習を3年生の9月から4年生の7月にかけて行います。
時間をかけて実習ができるため、余裕があり、丁寧に学べることが特長です。

小児看護学実習では大学病院や小児専門病院、県立病院で、さまざまな疾患で入院した子どもたちを受け持ちします。
日常生活援助として、哺乳や清拭(体拭き)、シャワー浴などを実施するため、実習前に安全にかつスムーズに実施できるよう演習を行います。

まずはシャワー浴。お座りができる乳幼児を想定して、実施します。
事前に学習してきた動画の通りにうまく実施できるでしょうか。

声掛けも上手にできていますね


「あ~、気持ちよかったね~」

次は清拭です。

お顔もしっかりと拭きましょう。大人の清拭と違って拭く面積が小さいですね。

最後は哺乳です。

しっかりと抱っこして、ミルクを飲みましょう。

いよいよ10月からは病院実習がはじまります。
体調管理をしながら、実りある実習としていきましょう!

統合看護学実習まとめの会★4年間の実習の集大成を発表しました

2024年09月17日

4年生の統合看護学実習は先週ですべての臨地実習を終え、9月9日に「統合看護学実習まとめの会」がおこなわれました。

午前中は、統合看護学実習の学びと看護学実習を通して得られた看護観や目指す看護師像についてグループで共有し、午後から学生個人がこれまでの看護学実習を通して得られた看護観や目指す看護師像について発表を行います。


学生プレゼンテーションの様子

これから看護師として働くうえで「どんなことを大切にしていきたいのか」「どんな看護師になりたいのか」、学生たちの力のこもったプレゼンテーションがおこなわれました。

発表を聞き、実習での学びや目指す看護師像を共有する時間になりました。
今の気持ちや看護観を大切にして、素敵な看護師になれるように頑張りましょう。

3年生 第1回キャリアガイダンス

2024年07月02日

6月上旬に3年生を対象としたキャリアガイダンスが行われました。

まずは、就職への動機づけとして、看護学部キャリア委員会の北尾委員長から、これからの就職活動の流れについての説明が行われました。その後、就職に関する情報提供をしてくださるマイナビの担当者様より、就職活動準備講座が行われました。


学生たちは、説明を聞きながらしっかりとメモを取り、途中のワークも真剣に取り組んでいました。
キャリア委員会では、今後も様々なイベントを予定しています。学生の皆さんが納得のいく就職活動ができるように、教員一同サポートしていきます。

 

 

「語る・聴く」の意味について体験を通して学ぶ

2024年05月01日

3年生のグループアプローチの授業がおこなわれました。
グループダイナミクスについての理解を深め、看護におけるグループアプローチについて学ぶ授業です。
この授業では、様々なグループの体験を通して、「グループで語る・聴く意味」について学びます。


聴く姿勢によって、話し手の気持ちがどのように変化するのか、またグループの人数の変化がその場の雰囲気や一人一人の参加者へどのように影響しているのかを体験を通して学びます。


3人グループから6人グループへ


次に24人グループ、48人グループと徐々に円を大きくしていき、その雰囲気や語る・聴くことの違いなどを体験します。

様々なグループを体験し、どのように感じたのかをグループの中で表現することで学びを共有することができました。

 

今年度5回目のオープンキャンパス★3月23日

2024年03月25日

3月23日に本年度5回目のオープンキャンパスが開催されました。


雨の中、たくさんの方にお越しいただきました。


成人・老年看護学実習室:インスリン注射の説明を受けている様子


公衆衛生・在宅・精神看護学実習室:カロリーチェックのイベントの様子


基礎看護学実習室:シミュレーター見学の様子


母性・小児看護学実習室:赤ちゃんの心音を聴くイベントの様子


学生スタッフとして参加してくれた在学生のみなさんで記念撮影

在学生が学校生活や看護学実習、アルバイトの両立など様々な質問に答えてくれます。

来年度のオープンキャンパスへ、ぜひ、お越しください。

全員合格おめでとうございます!

2024年03月22日

本日、14時に看護師国家試験、保健師国家試験の合格発表があり、全員合格しました!

100%合格です。


大学で合格発表を確認した学生さんと記念撮影


くす玉を割ってお祝いしました。


これから看護師として各々の現場で活躍していってください。

 

教員も次の道へ・・・

2024年03月14日

3月ももうすぐ終わりです。

看護学部では、今年度ご退職される先生方の送別会を行いました。

数名の先生方が看護教員として、看護師として、新たなキャリアアップのために本学を去られます。これまで学生の成長を近くで支えてこられた先生方が本学を去られることはとても淋しい思いでいっぱいです。

本学での看護教員としての経験は、次世代の看護師育成に大いに活かされると思います。今後の先生方のご活躍を祈念しております。今までありがとうございました。

大学院 修士課程・博士後期課程★公開発表会★

2024年02月07日

大学院の修士課程と博士後期課程の公開発表会が行われました。
今年の修士課程は、看護学研究コース7名、保健師コース3名が発表しました。

修士課程では2年間でテーマの決定、研究計画書の作成、データ収集と分析、論文執筆をしました。2年間は長いようであっという間です。その形となった成果を発表し、質疑応答を行いました。

博士後期課程では3名が発表しました。認知症高齢者への支援、NICUでの看護、難病患者が抱える困難への支援をテーマに研究に取り組み、これまでの成果を発表しました。

研究は大学院で発表して終わりではありません。
修了後も自身のテーマの研究を探求していきましょう!

学科パンフレット メイキング大公開

2024年01月05日

入試委員会では、次年度の学科パンフレットを製作しています。

各学年の学生モデルさんが、撮影に協力してくれました。

「緊張する」と言っていたけれど、皆さんとても笑顔が素敵!

出来上がりをお楽しみに!

各学年の大学生活のシーン

休み時間にはお友達とおしゃべり

演習シーンで患者さんとコミュニケーション

たくさんのメイク道具に興味津々

プロメイクで本物モデルさんより綺麗に

カメラマンさんから「風を感じて!」

 

 

 

看護学部教員 年末年始の会

2023年12月25日
今年もあとわずかとなりました。
年内の労をねぎらい教員同士の親睦を図るため、年末年始の会が開催されました。
ランチにお上品なお弁当とおしゃれスイーツをいただき、夕方からの会では、各分野毎に今年の漢字を選びエピソードを発表しました。
恒例のビンゴ大会では、豪華景品をゲットすべく、カードを必死に見つめる顔は真剣そのもの。上位景品が当たるたびにwaiwai!
良きチームワークできっと来年も良い年になりそうです。
景品はなになになーに?
素敵な漢字が集まった「看護学部 今年の漢字」

勝尾寺に行ってきました

2023年12月21日

毎年恒例になります。
今年も大阪府箕面市の勝尾寺に行ってきました。
勝運祈願で有名なお寺で、次の看護師国家試験、保健師国家試験も全員が合格できるように願掛けをしてきました。

境内の至るところにかわいいだるまさんが置いてあります。

たくさん積んである大きなだるまさんは願いが成就して奉納されたものです。

来年の試験も全員笑顔で合格できますように!

そして、世界が平和でありますように。悲しい思いをする人が少しでもいない世界に。
お願いします!

卒業論文発表会☆彡

2023年12月15日

4年生の卒業演習では1年間を通して、卒業論文を書き上げていきます。
興味のある研究テーマに関連する研究論文を読んでまとめる文献検討や、学生にアンケートを行い統計解析をする「質問紙調査」、学生にインタビューをしてまとめる「半構成面接調査」などをしています。

基礎看護学や成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護学、公衆衛生看護学など担当教員の専門性に合わせて研究テーマを考え、1年間のゼミを通して論文にまとめていきます。その後に合同での発表会が行われます。
ひとりあたり4分という短い時間ですが、全員が発表を行います。その後、質疑応答をして発表内容を深めていきます。

全員無事に発表が終わりました。
お疲れ様でした!

卒後教育を支援しています~明和病院との協働研修~(2)

2023年12月11日

本学学部のクリニカル・スキルス・ラボプロジェクトチームでは、明和病院の看護部と協働し、新人期にある看護師の卒後教育を支援しています。今回は、新人看護師を対象として術後患者の事例を用いて実施したフジィカルアセスメントのシミュレーション研修についてご紹介します。

本学学部の設備であるスキルス・ラボの模擬病室を利用してシミュレーションを行いました。まずは、術後2日目の患者に対して、何を観察するのか??どのように観察するのか??その観察の根拠は何か??についてグループで意見交換を行い、大きな付箋ボードに意見をまとめていきました。

教育用カルテで患者の経過や情報を確認して、必要な観察項目を考えています

グループには、部署の指導者である先輩看護師の参加して新人看護師の学びをサポートしました。先輩看護師の助言も踏まえながら観察項目や観察の視点を整理していきました。

そして、いよいよ実践です!!グループで考えた観察項目に基づき、シミュレーターを用いて再現した患者の病室に行き、実際に術後2日目の患者に観察を行いました。

「術後の傷の痛みはどうですか??」との声掛けに患者(シミュレーター)からは「傷が痛いんです・・・動けないです」との返答がありました。シミュレーターといえども実際の患者に接しているような会話を行うことができ、リアルなコミュニケーションに参加者のほとんどは、驚いていました。代表グループが実践している様子をオンラインでつなぐことで、実践していない参加者も患者に実施している観察やその結果について共有することができるようにしました。

代表グループの実践場面をオンラインでつないでいるところです

代表グループの実践を踏まえて、今度は、観察の結果から患者に何が起こっているのかをグループで検討していきました。「痛みがあるみたいだから、やっぱり創部痛が強いよね」「お腹が張っていて、腸蠕動音も微弱だから腹部症状が気になるよね・・・」など、患者の観察結果で気になる点を挙げていき、そこから患者に何が起こっているのかを考えていきました。

患者の観察結果から気になる点を考えています

最後は、観察結果とそこから判断したことをふまえて指導者に報告を行いました。実際に、先輩看護師が指導者となり、新人看護師はグループで検討した結果について報告を行いました。報告を聴いた先輩看護師からは、報告の内容や新人が考えたアセスメントについてフィードバックがなされました。

指導者役の先輩看護師に報告をしています

参加者からは、「業務に追われる日々で改めて患者の訴えをしっかり聴くことの大事さを感じた」「病態や手術侵襲に関する基本的な知識理解に踏まえ、その患者自身を捉えることも重要であることを改めて感じた」など、シミュレーション研修を通して疾患や病態理解を行うことはもちろんのこと、その人の訴えやニーズをとらえることも忘れてはいけないことに気づくことができていました。

次回は、「多重課題」をテーマとしてシミュレーション研修を実施します。1か月後、また、新人看護師の方の成長を願いながらお会いできることを楽しみにしています。

卒後教育を支援しています~明和病院との協働研修~(1)

2023年12月02日

本学学部のクリニカル・スキルス・ラボプロジェクトチームでは、明和病院の看護部と協働し、新人期にある看護師の卒後教育を支援しています。

今回は、新人看護師を対象としたフィジカルアセスメントの研修を行いました。まずは、アイスブレイクを兼ねて参加者同士で『日頃行っているフィジカルアセスメントの悩み』についてグループで共有しました。参加者同士、同じ悩みを抱えていることを感じ、共感し合える部分がたくさんあった様子でした。

アイスブレイクの様子

いよいよ、本題です。フィジカルアセスメントは多岐にわたりますが、本研修では特に呼吸・循環のフィジカルアセスメントについて学習していきました。事例に基づき、呼吸・循環のフィジカルアセスメントを行うためにはどんな観察が必要なのか、また、どのように観察していくのか、観察の留意点を含めて、グループで検討していきました。グループ内で考えたことが一目でわかるよう、大きな付箋のパッドを活用しました。

天野先生が参加者と一緒に観察点について検討している様子

次に、実際に考えた観察項目や観察の視点に基づいて、シミュレーターを用いて実践しました。「〇〇さん、失礼します。呼吸の状態を確認させていただきますね」とお声掛けをしながら、『どの位置で呼吸音を聴取したらいいかな??』『いつもこの位置で確認しているけど、あってる??』とグループメンバーと確認しながら実践し、1つ1つの手技を確認していきました。

シミュレーターを用いて呼吸音を手技を確認している様子

明和病院との協働研修企画では、新人看護師に限らず、卒後2年目看護師や病棟で指導者としての役割を担う看護師を対象とした研修も企画しています。こうした近隣施設との協働研修を通して卒後教育と看護基礎教育との連携を図り、病院と大学における教育力の向上につながっていくことを願っています。

 

小児看護学のバイタルサイン測定演習☆

2023年11月02日

2年生後期の小児看護学Ⅱの演習では、子どものバイタルサイン測定、身体計測、点滴の固定を行います。
これまでに小児看護学や基礎看護学で習った内容を復習して、教員が作成したデモ動画で学習してから演習に臨みます。
大人と違って子どものバイタルサイン測定は難しいです。
1分間に120~130回の脈拍数を測定しなければなりません。
カウントするだけでも大変なのに、子どもへの笑顔や声掛けも必要です。


脈拍測定をしています

心拍数の測定。笑顔になっていますね。

身体計測では身長、頭囲、胸囲、体重測定をします。
安全にかつ正確に測定できますか?


最初に福井先生がデモンストレーションをします

身長を測定してから、

胸囲も測定します

最後は点滴の固定です。シーネという板で安全に固定します。


まず最初に留置針の挿入が難しい

今日の演習では臨地実習で必要なことをたくさん学びました。
来年の実習に向けてしっかりと復習しましょう。

えほんのある子育てひろば

2023年10月31日

4年生の卒業演習の授業の一環で、藤田教授と北尾講師の小児ゼミでは、大学近くの武庫川団地で親子を対象に「えほんのある子育てひろば」をしています。
もともとは団地在住の外国人を対象とした育児相談を目的としていましたが、現在は日本人も含めて親子の交流、親同士の交流の場としています。

武庫川団地にはかつて阪神電鉄武庫川線を走っていた赤胴車が展示されており、イベントはその中でしています。

学生が訪れた子どもへ絵本の読み聞かせなどをして関わることで、地域で暮らす親子の状況を知る機会となりました。

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