2026年10月
甲子園会館の見学へ 1年生初期演習Ⅱ
1年生の初期演習Ⅱの授業で、甲子園会館の見学に行きました。
当日は天候にも恵まれ、青空の下、甲子園会館の美しい建物と庭園を見学することができました。

甲子園会館は、昭和5年(1930年)に旧甲子園ホテルとして竣工した歴史的建造物です。建築家・遠藤新氏の設計によるもので、フランク・ロイド・ライトの建築思想を受け継ぐ、日本に残る数少ないライト式建築の一つとして知られています。現在は、武庫川女子大学の建築学部のキャンパスとして活用されています。
学生たちは、見ごたえのある庭園や、建物の随所に施された美しい装飾、遠藤新氏による洗練されたデザインを眺めながら、甲子園会館の歴史や魅力について学びました。





大学院看護学研究科 博士後期課程の中間発表会が行われました
看護学研究科の博士後期課程において、中間発表会が行われました。
中間発表会では、主に博士後期課程2年生の大学院生が、これまでに取り組んできた研究の成果や今後の研究の方向性について発表します。
今年度は、3名の大学院生が発表をしました。
それぞれ独創性のある研究内容で、今後の研究の進展が大いに期待される発表となりました。
また、質疑応答にも的確に回答する姿が印象的でした。
修士課程1年生の大学院生も参加し、現場での経験や自身の研究を踏まえ、積極的に質問していました。
これから、修了に向けて研究をまとめ上げる大切な時期を迎えます。
これまで積み重ねてきた努力を形にできるよう、一歩一歩着実に研究を進めていきましょう!



1年生が附属総合ミュージアムを見学しました
1年生の科目「初期演習Ⅱ」の授業で、武庫川女子大学附属総合ミュージアムを訪問しました。
現在開催されている秋季展「生活資料が語るあの日あのとき-近代日本の戦争と平和-」では、学生たちが学芸員さんの説明に真剣に耳を傾け、展示資料を通して、近代日本の戦争と平和、当時の人々の暮らしについて学びました。




また、附属ミュージアムの歴史や所蔵資料についても講義していただきました。
学院が所蔵する「武庫川女子大学近代衣生活資料」9,092点は、国の登録有形民俗文化財に登録されています。貴重な資料に触れることで、生活の移り変わりや歴史を身近に感じる、貴重な学びの機会となりました。
武庫川女子大学附属ミュージアムの皆さま、貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました!
「活動とは?休息とは?」
1年生は基礎看護技術演習Ⅰで活動と休息の演習がありました。
怪我をしていたり、動きに制限があったりするなど、いつもできていたことができなくなる状況になり、看護援助が必要になることがあります。
援助が安全に安楽に行えるよう、学生同士で看護師役と患者役になり、演習を行いました。
まずはベッドの頭側を挙上し、体のずれを経験しました。

体を動かすことができないと、頭や肩、腰、足など、
多くの場所に圧がかかることで不快になることを経験しました。
姿勢を変えた時の圧抜きの必要性を学びました。
「背中がしんどい、動きたい」という患者役からの声も聞かれました。
仰臥位(仰向け)の姿勢から側臥位(横向き)になるときの援助を練習しました。

体の自然な動きを阻害しないよう、自然な動きを確認し、
どのように援助をするのかを考えました。
さらに、患者さんの体にどのように触れると優しく丁寧に触れている
と感じられるか考え、援助しました。

「体を掴まれると何か嫌だ」などという、
安楽の視点に着目した患者役の学生からの声が聞かれました。
また、ベッド上での横移動や上方に移動する方法も学びました。

2人がかりで移動しようと思っても、摩擦によって援助者に大きな負担がかかります。
そこで、スライディングシートやグローブといった、
摩擦を軽減する道具の活用についても学びました。
次に、車椅子の移動について演習を行いました。
ベッドから車椅子に移動し、丁寧に姿勢を整えていきます。



さらに、ストレッチャーでの移送についても学習しました。
患者さんの安全のためにも、チームで協力して声をかけ合いながら援助をすること、
1つ1つの動作のたびに、何をしているかを患者さんに説明することで、
安心感につながることを学びました。


チームで力を合わせ、演習に一生懸命取り組む姿が印象的でした。
この学びを次のステップへ繋げていきましょう。
2026年度看護学研究科 前期学位記授与式を挙行しました
看護学研究科では、博士後期課程の修了生へ学位記が授与されました。
これまでは長い道のりだったと思います。
博士論文の完成までのご努力に敬意を表するとともに、心よりお祝い申し上げます。
これからも研究を通じて看護学の発展に貢献されることを期待しています!


小児看護学Ⅱで絵本の読み聞かせと遊び・工作の演習を行いました!
2年生の科目「小児看護学Ⅱ」では、小児看護学実習を想定し、絵本の読み聞かせや遊び・工作の演習を行いました。
武庫川女子大学の小児看護学実習では、病院でこどもへの看護を学ぶだけでなく、健康なこどもたちの生活や発達について理解を深めるため、保育園や幼稚園でも実習を行います。
今回の演習では、入院中のこどもの事例をもとに、病状や活動制限に配慮しながら、こどもが安心して楽しめる遊びの援助について実践的に学びました。また、保育園や幼稚園での実習に向けて、手作りの玩具や教材の準備、絵本の読み聞かせにも取り組みました。
動画やAIが身近になった現代だからこそ、こどもたち一人ひとりの表情や反応を見ながら絵本を読み聞かせたり、手作業で温かみのある玩具や教材を作ったりする体験も大切です。こどもたちの反応に合わせて関わり方を工夫することは、小児看護を学ぶうえでも重要な経験となります。
こどもたちとの関わりを具体的にイメージしながら、これからの実習に向けて、実践的なスキルを磨いていきましょう!






実習での学びを未来へ ~看護観と目指す看護師像を共有~
4年生が「統合看護学実習のまとめの会」に参加しました。
今回のまとめの会では、統合看護学実習での学びを共有するとともに、
これまでの看護学実習全体を振り返り、自身の看護観や目指す看護師像について考えました。
午前中は、まず初めに学生委員の管先生から統合実習のまとめの会についての説明がありました。

そのあと、統合看護学実習で得た学びに加え、これまで経験してきた
すべての看護学実習を振り返り、自分が大切にしたい看護観や目指す看護師像について
グループでディスカッションを行いました。
参加した学生からは、「自分とは異なる看護観や看護師像を聞けて視野が広がった」
「自分は今回複数受け持ちや時間管理を経験できなかったが、
選択した領域によって実習経験が異なっていたので、他の学生の学びを聞いて勉強になった」
などの感想があり、ディスカッションを通して学びが深まったことが分かりました。
午後からは、「看護学実習を通して得られた看護観」と「目指す看護師像」について
発表資料を作成し、発表を行いました。
発表では、「患者さんの小さな変化に気づくこと」「患者さんができることに注目すること」
「患者さんを生活者として捉え、地域での生活まで考えること」など、
これまでの実習経験から得られたさまざまな学びや看護観が共有されました。
学生が思い描く理想の看護師像としては、「患者さん一人ひとりの生活歴や価値観を踏まえて関わること」
「積極的に学び続けること」「患者さんに誠実に向き合うこと」「笑顔で接すること」
「根拠に基づいた看護を実践すること」などが挙げられました。



これまで一つひとつの実習で積み重ねてきた経験が、それぞれの看護観や目指す看護師像につながっていることが感じられる発表となりました。
4年生は、これから卒業、そして看護師としての新たな一歩へと向かっていきます。今回あらためて言葉にした「大切にしたい看護」を心に留めながら、それぞれが目指す看護師に近づいていってくれることを願っています!
12期生の基礎看護技術演習が始まりました
1年生の演習がいよいよ開始されました。
基礎看護技術演習Ⅰ・Ⅱでは、看護実践における看護技術とは何かを学び、対象者に応じた日常生活の援助ができるよう、基礎的な学習を行います。
今年から新しいデザインとなったユニフォームを身にまとい、身だしなみを整えて演習に備えます。
教員の話を真剣に聞き、看護技術を真摯に学ぼうとする姿勢が感じられました。

最初の演習は感染防止技術です。
患者さんと自分自身を守るために、感染がどのように起きるのかを学んだあと、
感染を防止するための具体的な技術を学びます。
まず、手洗いでは特殊な液体で汚れをわざと手につけた後、手洗いを実施しました。
事前に学習してきた衛生学的手洗いを実施し、しっかりと手を洗いました。

手洗いが完了したあと、どの部分に汚れが残りやすいか、ライトで照らして確認しました。
手順通りに行っても、手のシワ、爪の間などに汚れが残っていました。

汚れが残りやすい部分をワークシートに記録しました。
学生は、「汚れが残りやすい場所は特に入念に洗わなければいけない」
「手の傷や乾燥にも注意して、なめらかな肌を維持しよう」など、さまざまな気づきを得ていました。


次に、手指消毒、手袋、エプロン、マスクの装着を練習しました。

確実な手指衛生はできているか、清潔な状態でどのようにエプロンと手袋を装着するか、
汚染を拡大しないようにエプロン、手袋などが脱衣できているかなど
チームメンバーに確認してもらいながら実施しました。

「先にエプロンをつけた方が、動作がしやすいかも」
「エプロンの裾は汚染されているかもしれないから慎重に畳まないと」
など、手順の根拠と留意点を考えながら、チームで実施することができました。
感染防止技術は全ての看護技術の基本となり、患者さんと看護師の安全のために遵守する必要があります。
これからの看護技術習得にも活かし、技術を磨いていきましょう!

